自転車に対する規制や取り締まりが厳しくなってきた中、楽ちんな電動アシスト自転車を購入
自転車に対する取り締まりが厳しくなるというので楽チンなヤツを買ってみました。ナニを隠そう私は折りたたみ自転車好き。後ろに写っているのは右からブリヂストンの超軽量アルミ製。もはや20年選手ながら、今でもピンシャンしてる。これで練馬から中野まで往復してたこともあるほど。クルマに積むには最高。最近乗ってないので少し手入れしようと思ってます。
2台目は近所の足として買った中華安物自転車。てんでダメでした。嫁さんが乗ってます。左が折りたたみ自転車じゃ人気のBD-1(今はBirdy)。乗り味いいんだけれど、こいつの難点は盗まれやすいこと。気軽に乗って行くと相当の確率で消えてしまう傾向。そんなこんなで買ったのに乗らない、というもったいないことになっていた。「じゃ乗れる自転車を買いましょう」となった次第。
フロントはダンパー付き
迷っていたら発電機やポタ電で馴染みのあるイーノウが折りたたみ式の電動アシスト自転車を出した。写真など詳細に見ると溶接のビードなど職人ワザ。しかも折りたたみ機能はWロックになっている。折りたたみ式自転車最大の「危ない!」が走行中、ロック外れること。一発でコケます。イーノウ、発電機などクオリティなかなか高い。少し安く買えることもありポチる。
実車を見て驚く! 良い意味で大きいのだった。おそらく欧米のガタイの良い人を考えて作ったのだろう。折りたたみ式自転車というと華奢というイメージあるが、身長183cmの私だって余裕。そういった意味ではドイツ車であるBD-1のがっしり感とダブる。もちろんサドルとハンドル位置は調整出来るため、155cmあれば普通に乗れます(ただ21.5kgあり運ぼうとしたら軽くない)。
安心の2重ロック。溶接のビードがいい感じ
折りたたんだ状態からのセットアップは簡単。折りたたみ式のペダルだし、前輪と後輪が当たる位置に磁石が付いており、折りたたんだ状態をキープしてくれる。何より素晴らしいのは折りたたみ部分がWロックになっていること。中途半端なロックだと2つ目のロックがかからない。しっかりロックした上で、そのロックのキープするのだった。加えて強度十分の構造です。
ここも2重ロック。溶接上手です
メインスイッチを押すとアシストの強さは5段階。外装7段ギアとなる。この手の自転車はTOPギアでアシスト最強というのが普通。漕ぎだしてみると、輸入車ということでグイグイとアシストするかと思いきや、どうやら日本のアシスト基準をフルに満たしているようだ。日本ブランドのアシスト自転車と同等の”漕ぎ感”。自然なアシスト言い換えてもいい。
前後ディスクブレーキ。外装7段
個人的にはもっとアシストして欲しいのだけれど、250Wのモーター付いているため疲れることもなく、近所の登り坂だって苦にならない。また、快適な速度は14~16km/hくらいだ。それ以上だそうとすると、一生懸命漕がなくちゃならない。カタログのアシスト可能距離は80kmとなっている。電池はサドルのパイプに内蔵されており、取り外しても、そのままでも充電出来る。
取り外す人も多いだろうけれど、電源コードはサドル最下端にある。見えない位置にため、繋ぐのに「ネックレスのホックを探る」程度の慣れを必要とします。この自転車唯一の要改良点だと思う。私なら着脱しないで充電する。いずれにしろ外に置いておくと盗難される確率増える。家の中充電がおすすめだ。ちなみにサドルだけ盗まれないよう取り外しは専用キー必要になっている。
走らせてみるとボディ剛性高く、ブレーキしっかり利き、20インチの太めタイヤのおかげで乗り心地良い。仕上がりの良さを考えれば11万4800円という実売価格もリーズナブルだと思う。文章で表現しにくい部分は上の動画をご覧いただきたく。クルマに積んで観光地を回るのも楽しそう。その場合、必ず効果的なロックを用意しておくこと。
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アシストを強くして重いギヤで走り続けると、人間が楽な分、チェーンやギヤの摩耗がてきめんに現れます。適時、軽いギヤも使用してください。以上、自転車屋の店員のつぶやきでした。