台風で停電することが多い沖縄の離島にリーフを持って行きました~

今まで何度か書いてきたことながら、超お金持ちになった時の見果てぬ夢は国際救助隊を作ることです。地震など自然災害が発生した際、困っている人達に物資や移動の道具を提供することだけでいい。そんなことから今まで地震の時に救援物資を届けたしたけれど、いかんせんあまりに小規模。加えて民間人だと困っている人を適切なタイミングで直接支援することなど難しい。

阿嘉島といえば「マリリンに遭いたい」のシロですね!

なんか手は無いかと考えてたのだけれど、今回やっとやりたかったことに対し一歩踏み出せました。御存知の通り沖縄の離島は台風などで普通に停電する。今回リーフを持っていった座間味村の阿嘉島はすでに前回の大きくない台風で停電した。こうなると不便です。長い停電だと冷凍庫の食料溶けたり、窓を閉め切るから室内で熱中症にかかることだってある。

もちろんTVが見られないから情報も入りにくい。携帯の充電だって困ります。そんな話を聞く度に「リーフがあればなぁ」と考えていた。今年リーフe+で電気自動車レースをやっていて日産の電気自動車担当にそんな話をしたところ「リーフから電源を取る機器を貸しましょうか」。写真に出てるこの機器、60万円以上するため、とっても買う気になれません。

リーフについちゃオークションで知人に中古で安いヤツを買ってもらえば、ここにきて流通価格はジワジワ上昇中。元々安いから3~4ヶ月乗って手放しても実損は10万円くらいで収まるだろう。だったらやってみましょうか! となった次第。被害に遭ってから援助するのは難しいけれど、被害に遭った時に使えるモノなら事前に準備しておける。良いアイデアでしょ!

40年前から訪れている前出の阿嘉島でいつも頼んでいる『マリンリンク』というダイビングショップに「台風シーズン使ってみませんか?」と聞いたら「面白そうですね~」。やはり停電多いのだろう。こちらが企画した意図をすぐ解ってくれました。ってんで中古リーフ(2011年式の初期型)を那覇の宮城さん名義にして阿嘉島に持って行ったのでございます。

今週末にやってくる台風に備えられるかと思いきや、そこは私の実力不足! 日産が阿嘉島に送ってくれたパワームーバーに繋げ試験したら、稼働せず! 幸い日産の人が貸したパワームーバーを気にして阿嘉島まで来てくれたのでいろいろ調べて貰ったところ、初期型リーフは電力を取り出す機能が付いていないと判明。当時、そんな機器もなかった。

リプロ(バージョンアップ)すると組み込めるのだけれど、それをやっていなかったクルマだったのだ。本日、何とか明日那覇の日産からリプロ用のPCを持って日帰りで阿嘉島まで来てくれないかお願い中。というのも明後日(7日)からフネが動かなくなる可能性ある。台風は9日。せっかくリーフとパワームーバーあるのに停電しても役に立たなかったら悲しいです。

災害にしか使えないグッズと異なり、電気自動車は平時も離島に取ってメリット多い。チョイ乗り主体だって30円程度の電気代で5kmくらい走る。エアコンの立ち上がりだって早い。エアコンの効率を追求したため、断熱ガラスも使っている。離島こそ電気自動車にとって最適だと思う。電力引き出す装置もコストダウンすれば10万円くらいになるだろう。

こういった活動が出来のはサポーターも皆さんのおかげです。ありがとうございます!

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ