角田選手、レッドブルのシートを確保出来なかったことが話題ながら、F1ってそんなモンです

モータースポーツは西洋人が考え出した、命を失うほど危険な遊びである。この遊びを日本人が発明出来たかと聞かれたら、100%無理だと思う。ちなみに「遊び」じゃないと言う人もいるだろうけれど、スポーツって遊びの意味です。そして今でも遊びの中心は西洋人である。だからこそ今までエンジンのお土産無しで勝てるF1のシートを得た日本人ドライバーは皆無。

写真/HRC

これは海外でモータースポーツをやるとよ~く解る。私はWRCに出たり、アメリカでSCCAのレースに出たり、グレートレースに出たりしているため身体に染みてます。表向きはフレンドリィながら、壁を作られる。入れない。その間、向こうはコチラがどんなヤツらか見ている。単純に「好きなヤツらだね」と認めてくれたら、後はひたすらやさしい。

日曜日から始まるWRCだと土曜日くらいから対応が大きく変わる。もうハッキリ解るくらい仲間に入れてくれる。グレートレースの時は、毎晩泣きながら小さい小さいスバル360で苦労していたら、5日目にみんなから声を掛けられるようになった。終盤は喜多見さんなんか毎晩酒を飲まされ、大騒ぎでした。最後に日本人が貰ったことのない”賞”を二つも作ってくれたほど。

写真/Haas

F1はさらに奥行きがある。特にホーナーさんはハッキリ角田選手を良く思っていないことが解る。だからこそ9月にこの件について書いた。ちなみにハースの小松監督はF1業界で初めて壁を越えた。私からすれば信じられない事件だと思う。それだけ小松さんの実力があるということです。実際、今年のハースは素晴らしい成績を残した。褒めても褒めても褒めたりない。

角田選手は小松さんのレベルに達していないということでもある。ただガッカリすることなどない。むしろ見返してやればよかろう。もはやホンダはレッドブルに対する情熱を失った。2025年に掛けるコストはムダだと私は思う。むしろホンダと仕事をしたかったニューウェイさんやアストンマーチンと良いチームを作る方向にパワー使いたい。そして角田選手が合流だ。

関係者の皆さん角田選手を表彰台の真ん中に立たせるよう頑張ってください。それがホーナーに対する意趣返しです。レッドブル、2025年は苦戦すると思う。なんでアンタがそんなこと解るのかとなれば、しっかりした情報元を持っているからです。今まで何回かF1のスクープ情報を発信してきたけれど、いい感じでしょ?

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ