トランプ関税や中国情勢、ホンダF1、日産内田さん退任など話題になっているテーマを少しずつ
トランプ関税 カナダとメキシコに対する25%関税、自動車は1ヶ月猶予になった。GMもフォードも議会に太いパイプを持つ。工場移転などを条件に25%関税を回避すべく動いていると思う。日本勢も歩調を合わせればいい。ただカナダとメキシコにはアメリカ工場で使っている部品の供給源が多く存在しており、なかなか厄介。日本からの輸出は条件闘争になる。交渉能力やいかに?
円高 この時点でも「円安になる!」と言っている関係者が少なくない。なぜか? 金利良いからと言う理由で海外の金融&株式商品を新NISAなどで一般人に買わせた証券会社などが多いからだ。「円高になる」と言ったら大騒ぎになるだろう。常識的に考えたって1ドル=150円以上の円安が続くなんてありえない。円安になると言っている人は、遠からず激しく叩かれると思う。
ホンダF1 現在ホンダのF1活動(モトGPも含む)をハンドリングしている渡邊さんは安心してみていられる。ヒョウロンカが外野からとやかく言う必要なし! 2025年に低空飛行したって「さもありなん」。2026年からのシーズンはワクワク出来ます。アストンマーチン以外への供給先がどうなるか? モトGPも昨シーズンまでと違い、上向きになってきた。今年は表彰台もあると思う。
中国情勢 全体的な経済状況を見ると良くない。ただ中国は大きいため、20%前後の人についちゃ依然好況。皆さん意識していないようだけれど、物作りの技術が育ってきた。すでにアメリカや日本より優れたジャンルだって出始めている。中国の芸術品を見ると日本より精緻。本当の意味での脅威になってくると思う。アメリカへの輸出が難しくなっても、中国製品のニーズは大きい。
中国製品 シャオミがドラム式の乾燥機能付き洗濯機の日本発売を決めたらしい。日本ブランドだと20万円もする10kgのヒートポンプ式が半額以下になるようだ(本国だと5万円)。消費電力は日本ブランド並だという。こんな洗濯機を日本で売ったら日本ブランド崖っぷち。優れた製品が中国からたくさん出てくると、もはやいかんともしがたい。日本は関税無しで受け入れます。
テスラ売れ行き不振 テスラが世界規模で売れなくなってきている。欧州と中国なんか激減中。そもそもテスラはイーロンマスクのファン層に支えられてきた。ここにきてイーロンマスクを敵だと考える欧州人が急増。中国も敵国のクルマだと認識し始めた。今後一段と厳しくなっていくと思う。遠からず安売りを始めるだろうから一時的に販売台数を戻すだろうが、その先は荒波です。
日産危機 本日指名委員会が開かれる。ここで内田さん解任は決まりそうだけれど、それだけで解決するほど甘くない。副社長全員を解任し、ナニをやっているか解らない(ブレーキしか掛けないらしい)高給取りの外国人役員を10分の1程度に減らさないと本質は変わらないと思う。今日の指名委員会は高給取り達の時間稼ぎ。日産の危機は1万回取締会をやっても抜け出せない。
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