モリゾウさんのハブソン大学の卒業式スピーチ、ぜひ御覧頂きたく。人生の矜恃になります
ラリー終わったらハイエースに乗っている大井センシュが来て「ダイハツからいくら貰ってるの?」。「全部持ち出し」と答えたら「長い付き合いなんだからホントの事を教えて」だって。やっぱそう見えるんでしょうね~。そうじゃないからこそ今回だって千葉の日暮さんとナンケイに手伝いに来て貰った。実際、ジャーナリストで持ち出しの人でモータースポーツやってるの、少ないかも。
そんな大井センシュはギャラ貰っているらしい。「いくら貰ってるの?」と聞いたら「そんなこと言えない」だって! だったら聞くなっての! ちなみに私がハイエース乗っていた時は、往復の交通費まで自分で払ってました。日産のデザイン部長であるコドラの木原さんも交通費を含め自分払い。そういった意味じゃ大井センシュはプロなワケ。だったらハイエースで1位になれって?
とはいえ持ち出しもなかなかの金額である。エントリー費だけで30万円。クルマをフェリーで往復させると15万円。宿やチーム員の食事代もそれなりに掛かる。でも昨年のGazooラリーチャレンジ豊田戦でモリゾウさんから「ラリーの底辺を広げるため頑張ってください」と言われたから意地になってる。モリゾウさんを厳しく言う人もいるけれど、タイした人物である。
ウチのムスメまで自分のフェイスブックにハブソン大学の卒業式でモリゾウさんがスピーチした動画を「凄い!」と紹介していた。私も知らなかったので見たら、なるほど。自分の信じることをやればいいという考え方、人生の直線だと思う。私のことをトヨタとズブズブだと言う人も居るけれど、トヨタというよりモリゾウさんをリスペクトしてる。50年後は伝説の人ですきっと。
スピーチ、ぜひ見て欲しい。何か感じると思う
これからのラリーもダイハツの人が手伝いにきてくれることを強く期待したいけれど、無くたって今年はやります。嬉しいことにミライースでラリーやってると「出たら買います!」とか「こういったクルマがラリー入門用に必要なんですよね~」と行ってくれる人が本当に多い! 何とか軌道に乗り、このクルマからラリーに入ってきてくれる人が出てきたらやった価値はあったと自分と嫁さんに言い聞かせます(笑)。
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ちょうど夕方、この動画がひょっこりユーチューブでレコメンドされて、観たところでした。
卒業生だけでなく全ての世代に対して、様々なメッセージが織り込まれた素晴らしいプレゼンだと感じ入りました。
それにつけてもですよ、
先だってトヨタに因縁を付けた上に、モリゾウさんにミソを付けた国交省、そして公明党の現党首は断じて許せん! と勝手に恨んでいました。でもこの動画を観たら、何だかどうでもよくなっちゃった。