全日本ラリーで天理市に来て天理教の規模にびっくり! クルマと全く関係の無い話です

東京・中野の1960年代前半です。地域に「天理教」と呼ばれている叔父さんがいた。朝方、中野駅前の掃除をしている。近所の人に頼まれ、荷物を運んでいる。はたまたウチにきてお茶を飲んで楽しそうな話をしている。その時から「天理教」の存在は知っているのだけれど、あまり話題に上がることもないため実像を知らなかった。60年経ち、始めて天理教の本拠地を訪れた。

まず規模に驚く! いやいやスンゴイです! 巨大な建物がたくさん並んでいる。何の建物かは解らない。知らないことは調べたくなるのだけれど、ラリー中なので終わってからですね。ただ天理教は調べてみた。中途半端な知識だから怒られるかもしれないが、どうやら神道でも仏教でもないようだ。ただ教祖や経典があるので宗教だとは思う。いや、教祖を神にした神道に近い?

内容はとってもマイルドのようだ。熱心に布教活動するということもない。従って攻撃性無し。そういった意味でも神道に近い感じ。神社は一般的に山とか川とか鏡とかがご神体になっているけれど、他界した人もいる。教えは「人間みんな助け合う世界の実現」とのこと。そう言われてみれば子供頃にいた天理教と呼ばれていたおじさんそのものである。地域の奉仕活動をしてました。

ちなみに私の宗教観だけれど、子供の頃は祖父が仏教だった。よく解らないけれど「湯川猊下」という子供でも解るようなオーラを放つ人が年に一度くらいウチにおいでになっていた。小学校の時は友達に誘われ日曜日に教会に行き、難しい話を聞いて賛美歌を歌った。やがてうちは神道に縁が深いと解る。父方の祖父が神主だったり父の家は神社でしたから(笑)。嫁さんの実家も神社。

説明するまでもなく神道は教祖も経典もないため、宗教ではない。興味深いことにギリシャはクリスチャンの国ながら、ギリシャ神話にはたくさんの「神」が出てくる。「八百万の神」など存在する歴史の古い国に多い原始宗教ですね。エジプトなどにも太陽などを神としていた。そんなワケで私は宗教に緩い。どんな神様でも大切にします。宗教の違いで戦争になるのは悲しい。天理でラリー修行します。

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