ネクスコ西日本、トンネル内でラジオが聞けないようにします。経費削減して優勝します、とさ!

ネクスコがまたまた「利用者なんか関係ないもんね!」的な経費削減をやらかしてくれた。先日ネクスコ中日本のゴミ箱撤去のことを書いたら読者から「西日本も利用者をナメてます!」と送ってきてくれたのが『トンネル内ラジオ再放送設備の休止について』というリリース。「お客さまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」。

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ネクスコ中日本は不便になることを認識して止めるという。つまりラジオ放送を聴きながらトンネルに入るとネクスコ西日本管内のオレンジ色のトンネル全てでバッツリ切れるワケ。ネクスコ西日本曰く「インターネットを活用したラジオ視聴アプリの普及により、ラジオの楽しみ方が多様化しております」だって。みんなインターネットラジオを聞いてるとホンキで思ってる?

世界一高い通行料金を考えたらそのくらいのサービスは当然でしょ! そもそもNHKなんかお金取っている。ラジオ聞く側の権利だってある。ましてや高速道路なんか公共の場所。ラジオ聴きながら走っていてトンネル内で緊急情報など流れたら聞けない。インターネットでラジオ聞いている人って現時点じゃ少数派。お年寄りなんか無理。TVも入らないし!

TVが入らないことだっておかしい。東京のど真ん中の千代田トンネルでも入らない。NHKだって入らない。以前、中央環状線トンネルが雪で長時間動けなくなった時だってTV写らないため何の情報も入ってこず。ラジオからも情報入ってこなければお手上げです。100歩譲って一般道なら解る。高速道路や都市高速道路は濡れ手に泡の通行料金入ってきます。

ちなみにネクスコ西日本は平成7年3月期の純利益は91億円の黒字! ラジオ電波が入っている状況です。なんのために休止するのか? 純利益を増やし、天下りの職員の給与や退職金を増額するためが狙いだとしたら、完全に利用者をナメている! といっても誰も怒らないし、誰もプレッシャーを掛けない。100歩譲って文句言われたって馬の耳に念仏作戦かと。

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