2025年の販売台数世界ランキングが出てきました。10年前と比べたら変革期だということが解る
世界中のクルマの販売台数を調べるのって案外難しく、やっと2025年の数字が出そろった。まず10年前の数字を並べてみた。一昔前までは日本のトヨタとドイツのVW、アメリカのGMがガチで競っていた。ちなみにその前はGMが1位。フォード2位。トヨタ3位。VW4位。5位クライスラーという時代が長く続く。アメリカ勢が圧倒的に強かった。
<2015年>
1 Toyota Group – 1015万台
2 Volkswagen Group – 993万台
3 General Motors – 995万台
4 Renault-Nissan Alliance(日産475万台) – 852万台
5 Hyundai-Kia Group – 775万台
6 Ford – 663万台
7 FCA(現ステランティス) – 460万台
8 Honda – 458万台
9 PSA – 297万台(現ステランティス)
10 Suzuki – 287万台
下が2025年である。直近10年の変化は驚くほど大きい。上位陣で伸びたのトヨタだけ。VWもGMも台数を減らした。なかでも顕著なのがアメリカ勢の衰退。GMなんて400万台近く落とした。フォード200万台減! ジリ貧だったメーカーが集まったステランティス300万台落ちてる。日産とホンダも100万台減らした。落ちていくメーカーの状況は変わらず今後も減っていく。
<2025年>
1 Toyota Group – 1132万台
2 Volkswagen Group – 898万台
3 Hyundai-Kia Group – 727万台
4 General Motors – 618万台
5 Stellantis(ステランティス) – 560万台
6 Ford – 465万台
7 BYD – 460万台
8 Honda – 352万台
9 Suzuki – 329万台
10 Nissan – 320万台
これからどうなる? トヨタは伸び代ある。VWについちゃ世界規模でジリ貧。特に中国で厳しいので100万台規模で落ちるだろう。ヒョンデ堅調。GMとステランティスとフォードいずれも落ちると思う。BYDはイキオイあります。ホンダと日産が圏外に落ち、順調に伸びている11位のジーリー(302万台)と12位の長安汽車(291万台)と入れ替わる可能性大。
参考までに書いておくと、苦し紛れで合弁した企業は今のところ失敗している。ステランティスはクライスラー、プジョー、フィアット、オペルといった存在感あったメーカー全て縮小。ここにきて再びホンダと日産が統合するという話など出てきたけれど、現在の”合わせて700万台”から100万台以上落とすと思う。今年の動き次第で優勝劣敗が一段と明確になりそうです。
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スズキ良くやってますね
ホンダ執行部は三部さんに最後まで「責任」とらせるんでしょうね。
太田光が高市首相にした、公約を実現できなかったらどう責任をとるんだという質問が話題になっていますが、それは「けじめ」のことであって、多くの人が誤用してますが「責任」とは違います。
「責任」とは最後までやりとげることであって、「能力」と「意欲」を持ってはじめて「責任をとる」と言う事ができます。
例えば、ラリージャパンに開催して黒字にできるか責任をとれるかと言われたら、実行委員会は最後までやりきるだけです。赤字になれば、次の年から開催しないという「けじめ」と、批判という「みそぎ」が待っているだけです。
三部さん、意欲が合っても、「責任能力」が無いことはだんだん見え透いてきています。そのような状態で、ホンダ執行部および株主が三部さんに「責任を押し付ける」のは、「無責任」と言えるのでないでしょうか?
腐れ極楽トンボが大好きな他社との提携やシナジーですが、自分は結構懐疑的です。
お互いの個性が強ければ強いほど、文化を擦り合わせるのにとてつもないエネルギーを要するし、ようやく擦り合わせて共有化を進めると、今度は失敗した時の反動が大きい。
個人的にこれまで日本で合従連衡がうまく機能したと思うのは、どっちかが大きな心を持っているか、どっちかが辛抱する場合のように思います。
①フォードがマツダの個性や技術を尊重して、マツダの長所を伸ばした
②初期のルノーは、日産の個性や技術を尊重して、日産の長所を伸ばした
③日産と三菱の軽自動車の企画・生産は、三菱の辛抱の賜物だと勝手に解釈しています
もっとも①②は、そう長くは続かなかったですけどね。。。
ちなみに最も痛いと思うのは②で、なまじ共有化を進めたために、今度は日産独自では融通が効かなくなってしまっている。BEV戦略の糞詰まりも相まって、幾重にもボディブローが効いているように感じています。
④あとはトヨタとスバルかな。スバルには独自技術の意地があって相当キツかったと思うけど、スバルにとってトヨタの直噴技術は、経営基盤を固める特大ギフトだったと思ってます。
ということで、なんだか最近のネット記事には、ホンダと日産が仲直りしそうな雰囲気がありますが、今のホンダ経営の器と日産の状況では、中道並みに大ゴケするのは間違いないと思います!