CB900ホーネット

CB9001砂型みたいなエンジンが迫力満点! ホーネットの250を大きくしたみたいだ

アウトライン

ホンダのネイキッドシリーズ(カウルの無いバイク)であるホーネットの親分。ちなみにホーネットは250ccと600ccがラインナップされている。900は600のシャシに、スーパースポーツであるCBR900RRのエンジンをデチューンして搭載したもの。したがって車重は194kg。大排気量バイクとして考えればコンパクトで軽量である。本来カウリング付き用だったエンジンが妙に迫力だ。

CB9004左はワタシのホーネット(250)

エンジンフィール

インジェクション(PGM-FI)なので、チョークも不要。セル一発でいともたやすく始動する。さすがに900ccもあると低回転域からトルク太く、街中から高速道路までシフトダウンする必要など無い。単にアクセルを捻ればよろしい。試乗車のコンディションのせいかピックアップが良すぎる傾向だったものの、慣れれば気にならなくなると思う。最高出力は88馬力! ロングツーリングでも疲れないエンジンである。

ハンドリング

ホーネットシリーズの特徴がぶっといタイヤ。リアは180/55ZR17というサイズ。クルマみたいでしょ? ちなみにフロント120/70ZR17。寝かし込みは900ccと思えないくらい軽快だ。このあたり、楽しい操縦性を売りにするホーネットシリーズの長兄だけあって、気持ちいいの何の! ワインディングロードはもちろん、街中でも安心して曲がっていけます。ついつい楽しんでしまう。

CB9003900ccの中で最もタイトなボディ。マフラーの場所がイイ!

ライディングポジション

ムカシなら十分に低いハンドルなれど、今のバイクの中じゃアップハンドルか。街中からロングツーリング、ワインディングロードまで、オールラウンド使える。サーキットだと前輪荷重が足りない、なんて評価になるのかもしれませんが。オジサン世代だとちょうどいい感じ。ホーネットシリーズ全てに言える事ながら、オジサンが最も自然に乗れると思う。だからワタシもホーネットです。

2人乗り

最近のロードバイクの中では2人乗りに向いている。運転手のポジションが割とアップライトだから、リアシートの乗客も前屈みにならずに済む。これならロングツーリングしても大丈夫。パワフルなエンジンと合わせ、オトコらしいお父ちゃん向きか。40歳のお母ちゃんにしがみつかれるのも乙なものかと。ああ~トシを取りました。でもバイクに乗ったら若いモンにゃ負けないぜよ。でも転ぶとイタイから勝負しません。

CB9002レッドゾーンは9500回転から

おすすめの乗り方

文句なしのファーストバイク。その気になってアクセル開ければメチャクチャ速く、ワインディングロードだってしっかり走れる。久々のロングツーリング(北海道などいいですね~!)や、タンデムだってOK。どんな使い方をしても非常に高いレベルで応えてくれます。価格も88万円と、リッター級バイクの中ではリーズナブル。CB1300じゃデカ過ぎる、という方にすすめたい。ワタシなら相当迷います!

CB900ホーネットの公式Webサイトへ

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