スズキ バンディット1250F ABS

●109万2千円(ABS標準装備)

スズキの人気ツーリングスポーツがバンディット1250F ABSである。下の写真のようにフルカウル+アップ目のハンドルを持つ。走り出した瞬間からウなりましたね! メチャ乗りやすいのだ。ムカシ私が乗っていたGSX750Eを思い出す。「扱いやすさ」はスズキのDNAと言って良いかもしれません。

P1060036

騒音規制のためサイレンサーが太い!

ハンドル位置が高いため、シートに座った時のドラポジが自然。しかも低い回転域から太いトルクを出しているため、クラッチのミート感が良い。加えて低速走行時のフラ付き少なし! 永田と2ケツで走り出したのだけれど、あまりにドッシリしているので驚いたほど。誰でも安心して走り出せると思う。

P1060017

丈夫なタンデムステップ

街中での取り回しは抜群に良い。交差点の右左折に代表される小回り&低速ターンでの安定感と来たら「素晴らしい!」と言いようがない。バンク角を一定に保ったままキレイに曲がれます。50〜60km/hのコーナリングも素直。ホンダCB1100と並び、おじさんにとっちゃ最高の相棒になってくれるだろう。

P1060019

カウルに付くミラー

ハンドルは高さだけでなく、幅や角度が自然だから、ロングドライブから渋滞する街中まで、いかなる走行パターンでも疲れない。強いて気になる点を挙げるなら、ニュートラルから1速に入れた時のシフトショックが大きめなことくらいです。こんなモンだと思って諦めればいいか?

P1060026

車名の通りABS標準装備

最高出力100馬力というマイルドな出力特性のエンジンは、2千回転くらいから十分使えるトルクを発生し、そのまんまドコまでも回っていく。街中で性能をフルに使い切ることなど出来まい。もちろん2人乗りであってもパワー感が鈍ること無し。タンデムでの高速巡航だって楽ちんだ。

P1060027

スリットがABSの速度センサー

標準装備されるABSも様々な路面で試してみた。スズキのABSのセッティングはマイルド。ロックするけっこう手前の段階で介入するため、ABSが働いているのか解りにくいほど。でも思いっきりブレーキングしてもタイヤがロックする傾向すら感じない。少しバンクさせつつブレーキ掛けても安定してました。

P1060037

黒なので見えにくい!

フレームはガッシリしているため、リアの左右にトランク付けてタンデムのロングツーリングなんかピッタリかもしれない。けっこうカッコ良いバイクなんだけれど、残念なことにボディが黒一色。黒いネコと同じでせっかくのデザインも見えにくいのだ。パールミラージュやブルーなんかいいと思うのに。

P1060038

アウトレット車は89万円!

「決定的な魅力的ですね!」が価格。定価もABS付きで109万2千円とリーズナブルなのだけれど、現在は「在庫車」をアウトレット価格で販売してお
り、写真撮ったスズキの直営店では89万円! こんな性能のバイクを89万円で買えるならお買い得でしょう! 機会あったら再び借りて遠くに行ってみたい。

公式Webサイトへ

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ