コスタ・ネオロマンチカ乗船レポート 旅行記(その3)

クルーズ船の食事は基本的に無料。ほぼ24時間どこかが開いている。ブッフェでもいいし、着席したフルコースレストランでもOK。コーヒーやケーキだっていつでも食べられるのだった(アルコールについちゃ有料)。豪勢な食事を毎日3回+α楽しめるのだから、太らないことが一番難しかったりして。

レストランのフルコースも無料

ということで本船の食事レベルやいかに? まずブッフェだけれど、街中でやってる食べ放題よりずっと品数多く味のレベルも高い。お肉だっていくらでも出てくるため、食べても食べても勝てないです。という意味では満足度高いのだけれど、衛生観念が少しばかり厳しい。

普通、ブッフェは一度使ったお皿を再度使っちゃアカン。これ、国際ルールとしちゃ禁止事項(普通のブッフェでも皆さん御注意を)。使用済みの皿には個人個人の雑菌が混じっており、そいつを再使用したら感染の可能性出てくる。ということでクルーズ船の多くは、食べ終わった瞬間に皿をかたづける。

パンだけで20種類以上あります

コスタネオロマンチカは片づけるタイミング遅いため、国際ルールを知らない人がお皿の再使用をしちゃってまず。ということで、私はなるべくフルサービスのレストランを使った。しかぁし! レストランのサービスが悪い。飲み物頼んだのに、2日間続いて先に前菜出てきたほど。

おそらくお客さんがモンクを言わないのだと思う。そもそもサービスってお客さんが育てる。洋食なのにお皿持って食べる人や、音出してスープ飲む人も多数。これじゃサーブする方だってお客をナメるワな。日本をベースにするクルーズ船で一番心配なのは、乗務員の質の維持です。

レストランの食事内容についちゃ品数多く、国際レベル。味は普通。一方、サービスは最低レベルに近い。4回使って全滅。私は辛抱出来ないです。もはや乗りたくないと思った。今まで乗ったフネではダイヤモンドプリンセスがサービスの質、味ともにベスト。大いに満足出来る。

金沢はアカムツ(ノドグロ)人気が炸裂中!

朝8時に金沢港着。10時まで原稿書きし、市内へ。考えてみたら観光目的で金沢に来たのは超久しぶり。港からシャトルバスで駅まで行くと、500円で市内乗り放題の観光用バスが出ている。これで市場やお茶屋街を回ってみた。金沢、どこも素晴らしいです! おもてなしの気持ちを感じます。

どこに行っても瀟洒です

ちなみに金沢の人は「小京都」と呼ばれるのを好まないと聞く。確かに「小さい」は気持ちよくない。中国人が日本人を「小日本」(シャオルーペン)と呼ぶのと同じ。金沢は京都より新鮮なサカナが多いため料理美味しいし、気分的にもおおらかな気がします。金沢は金沢だ。<乗船レポートその4へ>

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