新型センチュリー、ロールスのゴーストに負けてないですね~

新型センチュリーが発表された。予想していたよりずっと素晴らしい! というか御料車『センチュリーロイヤル』に雰囲気そっくり。乗るのに少しばかり気後れしてしまう? 新型レクサスLSがアメリカ市場を強く意識した結果、クーペルックのセダンになってしまいフォーマルさを失った。

しかもフロントとリアの窓ガラスが寝過ぎており、防弾ガラス仕様にすることも難しい。防弾仕様、窓の面積は小さい方が良い。アメリカだとLSの価格帯のクルマって完全なるドライバーズカー。ショーファードリブンじゃないのだった。したがってデッカくてカッコ良いカムリのような存在。

一方、日本だと1000万円を超えたら高級車である。ある程度の”押し出し”が必要になってくるし、何よりショーファードリブン。センチュリーのハンドルをオーナーが握るケースなど少ない。そういった意味からすれば、我が国にとってのセンチュリーはロールスロイスと同じ使い方です。

そう考えると現行センチュリーはなかなかである。でもデザイン的に古すぎていかんともしがたい。だからこそセンチュリーを嫌い、LSを買う人達が多かったんだと思う。けれど新型はカッコ良い! 少しだけ誇張すれば、ロールスロイスのゴーストと勝負出来そう(ファントムは格が違う)。

ちなみに上は御料車。新型センチュリーと比べてみたら、やっぱりずいぶん違う。そもそも大きさからして二回り大きい。御料車の全長と全幅、全高は、それぞれ6155mm/2050mm/1780mmもあり、新型センチュリーの5335mm/1930mm/1505mmを相手にしない。

改めて新型センチュリーと比べて欲しい。搭載されるパワーユニットは5リッターV8のハイブリッド。新型LSと違いニッケル水素電池使うという。後輪駆動か4WDかは現時点で公表されておらず。1500万円くらいで出てきたら、欲しいという名士は案外多いんじゃなかろうか。

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