バイクのユーザー車検
バイクのユーザー車検は驚くほど簡単だ。ノーマル車なら問題はヘッドライトの光軸調整だけ。これだけ事前にチェックしておくことをすすめたい。方法は簡単。まず夜、カベに向かってハイビームを点灯する。ヘッドライトの高さ(地面からの)と、光軸の中心の高さが同じならOK。つまり真正面に地面と並行に照らせていればいいワケ。
もちろん点検は整備手帳を見ながら事前に行うこと。これまたチェック項目が4輪車より大幅に少ないため簡単。受ける日を決めたら、インターネットで予約を入れよう。
・準備する書類
1)車検証。
2)自賠責保険(24ヶ月分で1万3400円)。
3)納税証明書。
4)整備手帳。
5)ハンコ(三文判でOK)。
6)継続用書類を3枚(車検場で購入可能。25円)。
車検場に付いたら必要な書類を書き(超簡単)、検査料と2年分の重量税計6700円を支払う。続いて受付に行き書類のチェック。どんなにユックリやっても20分あれば終了。書類が揃っていれば検査ラインを指示される。
・検査ライン
1)灯火類のチェック。指示される通り、ウインカーやストップランプを点灯。普通の状態なら簡単に終了。
2)前に進み回転ドラムにタイヤを乗せ前後ブレーキの検査。指示通り操作すればいい。ユックリ&力強く掛けるのがコツ。
3)年式の新しいバイクは検査装置(プローブ)を排気口に差し込んで排気ガス検査。これもノーマルなら問題なし。
4)前に進みヘッドライトの光軸検査。座った状態で光軸を合わせたなら、座ったままじっとしていること。
平成10年以前の古いバイクは排気ガス検査不要
終了したら書類を提出すると新しい車検証をくれます。書類作成からの所用約1時間。総費用は2万125円なり。ウチ検査費用は1700円です。整備も楽しみながらやって2時間あれば済む。ユーザー車検ってコストパフォーマンス高い「趣味」だと思う。自分で手に負えないブレーキ関係などは、整備が必要な時にバイク屋さんでやってもらいましょう。
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