「次世代プロパイロット」に代表されるAIを使った高度運転アシスト、どうやら各社やってますね~

日産の次世代プロパイロットを紹介したら、いろんな情報が入ってきました。少なくともトヨタ、ホンダ、スバルは次世代プロパイロットと同じレベルの「ナビに目的地をセットすればハンドルもアクセルもブレーキも操作することなく走る高度な運転アシスト機能」を開発中で、しかも2028年に上記4メーカーは市販化。価格も大幅に下がっていくことが解った。

例えばスバルの次世代アイサイトについてAIで調べてみると「スバルの次世代アイサイトは、AI技術を本格的に導入することで、既存の運転支援システムを大幅に進化させます。AIによる高度な画像認識と処理能力の向上により、さまざまな走行環境下でより精度の高い運転支援を実現し、2020年代後半の実用化を目指しています」。この情報出所はスバルです。

トヨタは具体的な情報を出していないものの、AIを使っ高度運転アシストは開発中。中国の『モメンタ』やアメリカの『ウェイモ』と組んでノウハウを蓄積している。実際、中国で発売しているbZ3Xにはモメンタのシステムを実装しており、次世代プロパイロットと同等の「北京市内でもハンドル操作することなく目的地に到着」レベルを達成している。

さらにホンダはアメリカの『ヘルム』と共同開発するAIの運転アシスト機能を開発中で、次世代プロパイロットと同じ2027年の市販を目指している。調べてみるとAIを使った運転アシストのスタートアップはどこに急速な進化を続けており、完全自動運転は難しくても、運転の責任がドライバーにあるレベル2であれば実用可能な段階に届きつつあるようだ。

気になるのは価格だと思う。私は「とりあえず20万円が目標。2030年に10万円」と考えている。次世代プロパイロットはライダーやレーダーを使っているため、高性能ながら少しお金は掛かる。ただ日産も信頼性さえ確認出来たらカメラだけでシステムを組めると言ってます。スバルもカメラだけでシステムを構築するとAIは答える。まぁそうでしょう。

中国で実装されているモメンタのライダー付きシステムは、おおよそ20万円高。そんなことから直近の目標を20万円とした。ライダーやレーダー無しのタイプであればカメラとシステムだけ。ライダーやレーダー、取り付けるのも精度がいるし、キャリブレーションも必要。カメラならそういった気むずかしさだって無い。ということで10万円と予想させて頂いた。

おそらく大きくは外していないと思う。TOPバッターになる日産は30万円くらいの値付けで出してくると思う。やがて自動ブレーキのようにコストダウンされていき、2030年くらいに10万円というレベルになっていくことだろう。私が後期高齢者になる頃には誰でも買える価格になっていると予想しておく。生きていれば80歳でもクルマに乗れるか?

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