アイゴクロス、日本でも売って欲しい。ベーブルースの予告ホームランに匹敵する商品力です!

最近これほど「売れるでしょうね!」と思ったクルマは無い。どう考えたって魅力的でしょう! 何より気軽に買えそうだ。というのもハイブリッドなど”価格増の要因となる電動化技術”無しで二酸化炭素排出量107g/kmを達成(21.3km/L)しているのだった。トヨタは平均燃費が圧倒的に良いため、このクラスに普通のエンジン車を出しても反則金を払わないで済む。

その気になればヤリスと同じGA-Bプラットフォームを使っているからディーゼル車と同じくらいの価格帯でハイブリッドも追加可能。余裕持って欧州CAFEの基準値である95g/kmを達成出来てしまう。ちなみに当初は72馬力の3気筒1リッターエンジン車のみ。前述の通りAセグの中でも安価になると思う。WRCで作ったブランドイメージもある。

ミッションはCVTと5速マニュアル。このクラス、欧州だとマニュアルのニーズが多い。5速としたあたり、コストパーフォマンスを狙ったためだと考えます。クロスオーバーとしてのスペックも満たしている。着座高がアイゴより55mm高いというから、最低地上高は十分確保出来ているハズ(TANG GA-Bは一部出っ張りがあるためスペック上はヤリスクロスと同等かと)。

インテリアの評価は得意としないけれど、座った瞬間「普通と違いますね」という雰囲気を持っている。最近の流行通り液晶モニター大きく、イマドキのクルマ風です。生産工場はチェコ。PSAとの合弁企業として立ち上げたが、今年1月トヨタの完全子会社になっている。アイゴとヤリスの他、従来通りステランティス向けのプジョーとシトロエンの生産も行うようだ。

チェコは長い歴史を持つシュコダという自動車産業があり、東欧の中じゃポーランドと共に国民の技術レベル高く、フランス工場より生産コスト低い。労組もフランスのようにややこしくない。また、ヤリスのハイブリッドが生産予定に入っているから、アイゴのハイブリッドだって作れるだろう。日本の自動車産業の工場立地として考えたら理想的かもしれません。

最も残念なのは日本で販売する予定を持っていないこと。チェコ工場製でいいから日本でも売って欲しい。Aセグということでパッソと被るけれど、乗り味の質感は決定的に違うと思う。なんせダンパーとシート、ブレーキが欧州調達ですから。自動ブレーキだってトヨタ品質だ。欧州のライバル車であるツインゴと同じ189万円スタートだって十分売れんじゃなかろうか。

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