シャオミが12時間で2000km走れる電気自動車を発売! アフィーラ、最初から大負け必至か?
シャオミが「タイカンをぶっつぶす!」ために出したSU7は狙い通り大ヒット車になった。詳細は下のリンクからどうぞ。上海ショーで実車も見てきたけれど、スターティングプライス430万円は同じカテゴリーのタイカンやテスラ・モデルSと比べたら3分の1以下の価格である。ADAS性能だって秀逸。SU7が出てから競合する欧州車の売れ行きがガックリ落ちたほど。
そんなシャオミが『YU7』という第2弾をリリースしてきた。写真を見て頂ければ解る通り、クラウンスポーツやフェラーリ・プロサングエに似たデザインのSUVである。「V6s Plus」という690馬力の新世代モーターを搭載。0~100加速3.23秒。航続距離835km。15分の急速充電で620km走れるというスペックを持つ。電池はLFPと三元系の2タイプ。頒価500~660万円。
ADASのスペックを並べると、700TOPSというNVIDIAの最新のThorチップを採用。LiDAR、4Dミリ波レーダー、11の高精細カメラ、12の超音波ソナーからの情報を処理している。ちなみに日本車に使われているアダプティブクルーズだと16TOPS程度。日本車で最もハイスペックなモデルは176TOPSのモービルアイの最上位チップといった具合。700TOPSとな!
驚くべきは700TOPSながら消費電力は120W程度らしい! トヨタのLiDAR採用車はMIRAIだと航続距離が100kmも短くなるほどデンキを喰う。120Wならハロゲンヘッドライト時代の夜間電力消費量程度! このチップで混雑した市街地ですら”ほぼ”ハンズリフリー走行が可能になっている。日本の高速道路なら事実上のハンズフリー走行が出来ると思う。
EVに詳しい人なら腰が抜けるほど驚くのが24時間チャレンジで3944kmも走ったこと。満充電状態から走行-急速充電-走行を24時間続け、何km走れるかというテスト。バッテリーの充電、放熱、耐久性が高くないと距離を伸ばせない。YU7、210km / h +超高速運転と急速充電を繰り返し3944km走ったという。12時間で2000km走れたら、もう完全にエンジン車の代替になる。
アフィーラ、全く歯が立たないと思う。
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価格・スペック抜群で、スタイリングも良く、安全性の高いLFPも有るしブランドも全然問題無いので、中国製ガーとか、個人情報ガーとか、もうどうでも良くなる次元ですね。