ダイハツの不正、30年続いている。当時35歳だった係長クラスも今や65歳。幹部が知らないワケない

ダイハツの不正問題、根っこは深い。不正の理由として仕事の多さやスケジュールのタイトさを上げているけれど、30年前から続いてる。直近5年とかであれば「そうでしょうね」という気にもなるが30年前からの状況なら、人を増やすなりして、とっととカイゼンすればよかった。忙しさを理由に挙げていること自体、全くもっておかしい話。とにかく言い訳になっていない点多いと考えます。

私のハイゼット

また30年に渡る不正と言うことなら、当時25歳のエンジニアが55歳になっている。25歳のエンジニアが自分で不正を考え、完遂したとは思いにくい。10歳上の上司が知っていれば、今65歳。ダイハツの技術系出身の役員が知らないワケない。はたまた奥平社長は6年半もダイハツにいる。その間、ダイハツの「安全よりコスト」という体質を見抜けなかったとすれば、やはり殿様だったのだろう。

私の場合、ダイハツは全仕事の30分の1以下の関心や関係を持っていない。それでも安全に対し真摯に向き合っていないことが簡単に解る。だから何度も何度も書いてきた。スズキにもいえることですけど。奥平さんにだって安全性の件、話をしたこともあります。ダイハツのプロパーはメディアの言うことなど聞かないし、奥平さんもドアを締めていたように思う。トヨタ時代と変わりました。

ダイハツ製のサンバーも持ってます

売っているクルマは問題無いと言っているけれど、全て再試験したということなのだろうか? 現在の市販車はポート研磨や面研をやったエンジンと同じくらいのパワーや燃費を出せているのだろうか。まぁダイハツのユーザーは安全に対しても関心が低いため(50km/hで止まれる自動ブレーキが多かった時代に30km/hギリギリの性能のクルマを売っており、売れていた)、案外平気か?

私もダイハツ車を2台持っているけれど、安全についての期待していない。エアバッグだって開けばラッキーくらいに思っているため、今回の不正を受けても全く気にならなかったりする。ダイハツってそんな会社です。問題はこれから。そんなダイハツにだって関連企業や下請け企業は多い。皆さんしっかり仕事してます(外注に対する要求レベルは超厳しい)。生産が止まったら困る。

不正の多さを考えたら基本的には認証取り消し。したがって工場稼働は出来ない。認証取るまで最短で半年。エンジンが関係すれば1年。ダイハツ社員は給料を貰えるだろうけれど、仕事無くなる外注だって多い。そのあたりを国交省が勘案して認証取り消しをしないか? 安全だというエビデンスが出ればそういった特認もあるかもしれません。いずれにしろダイハツと国交省の動きを見たい。

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2 Responses to “ダイハツの不正、30年続いている。当時35歳だった係長クラスも今や65歳。幹部が知らないワケない”

  1. 二級人 より:

    以前に乗っていたアイドリングストップ付きのパッソは、わずか3000kmでバッテリーがイカれました。今考えるとそんなクルマを売るのが間違いでしょう。どこまでやらかしてる会社か分からない。典型的な「お客様がテストドライバー」の会社かも知れない。
    そうは言っても、自動車メーカーで不正な認証がなかったメーカーを探す方が大変なぐらいで、これは業界と行政に何か問題があるんじゃないか。トップが利潤より法規を守る強い意思を示しているんでしょうか。

  2. かずぽん より:

    ダイハツの不正だけでなく、デンソーの燃料ポンプ不良、三菱や日野の燃費不正やビッグモーターなどなど色々不詳事があっても殆どのモータージャーナリストと呼ばれる方々はだんまりを決め込んだまま。
    この手の不祥事に問題提起をしているモータージャーナリストは国沢氏などほんの少数の方々ばかり。まあ組織に属していないので詳しい情報はメディアの記者には及ばないのはしょうがないけど、それにしてもジャーナリストと名乗るにしては余りにも情けない。
    殆どの連中は試乗評論家と名前を変てほしい。

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