パリダカ

モータースポーツ好きの私ながら、パリダカだけは出たいと思ったことがない。なぜか? 初開催以来、地元住民の理解を得られていると言い難かったからだ。いや、むしろ回を重ねる毎に状況は悪くなっていく。公道を使うモータースポーツの基本が「喜んで受け入れてくれる」こと。だからこそWRCの場合、中国で開催したものの、住民の受け入れ態勢を考えれば時期尚早ということでカレンダーから落としている。安全の確保できず、サファリラリーもカレンダー落ちした。WRCのドライバーは地元住民あっての競技だと言うことを認識してます(ちなみに世界一安全性重視のWRCは日本ラウンド)。一方パリダカは、地元の子供をハネて死亡させる事故を起こしながら「オトコのロマンを引き継ぐ」的な流れで開催されてきた。植民地主義の典型みたいなもの。走っている側と地元住民の”差”が大きすぎるのだ。楽しいかもしれないが、そろそろ時代遅れです。遊ばせてもらうなら、それなりの仁義を通すべき。まぁ三菱自動車のブランドイメージにとっても、パリダカからの撤退は悪い事じゃない。今までだって「パリダカかWRCかなら迷うことなくWRCでしょ!」と主張してきましたから。こうなればWRCに戻ってきて欲しい。ちなみに今年のラリージャパンは札幌ベースで行う方向で動いているようだけれど、どうやら財政破綻した夕張近郊のレグもある模様。WRCがやってくれば町も大いに賑わうことだろう。

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1 Responses to “パリダカ”

  1. 上州の狼 より:

    スバルモーターステーション聞いてます。
    経済効果UPできるかな〜?
    いろんな波及効果ができればいいですね。

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