ファビアを見たらフィットが欧州で売れない理由がハッキリ解りますよ

シュコダのファビアはフィットと同じBセグに属す。ベースはVWポロ。全長4000mm×全幅1730mm×ホイールベース2470mmは、フィットとほぼ同じサイズといって良い。販売台数はもうお話にならないほどの負けっぷり。売れない理由ってなんだろう? おそらくホンダとしちゃ全く理解出来ないからずっと売れないまんまでいるんだと思う。

スペックを見るとフィット優位! 欧州市場向けにはハイブリッドをラインアップしており。最新欧州CAFEの95g/kmという厳しい厳しい燃費規制をクリア出来ている。価格だって決して高くない。最高速175km/hとヤリスHVと同じ。0~100km/h加速はヤリスHVより0.1秒速い9.4秒だ。ヤリスに負けてないし欧州のライバルと比べたって優位。

決定的に違うのは、クルマを文化として捉えたときの魅力が皆無だという点。先日ファビアが『ラリー2』を発表した。どの基準を持ってしてもカッコ良い! 華がある。それでいて市販モデルはポロよりリーズナブル。クルマってスペックで優位なら売れると思ったら、そいつは全く違う。というかクルマのことを何も解っていないシロウトです。

このまま”倉イ”戦略のままだとをだと遠からずホンダは欧州市場から撤退ということになると思う。ホンダeみたいなワケワカランモデルなど作ってたら永遠に黒字化など出来ないし、現地で収益を上げろという現在の経営方針だと値上げしなくちゃならない。逆に欧州市場でクルマを売ろうとするのは簡単だ。クルマに詳しくてクルマが好きな人に欧州を全て任せればいいです。

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