プーチンを止められないのか? 東条英機やヒトラーを止められなかったのと同じです

世界中に大きなダメージをもたらしているロシアのウクライナ侵攻、動かしているのはプーチンである。どうして止められないのか? 歴史を見るとよく解る。我が国も太平洋戦争の際、軍部の独走を誰も抑えられなかった。敗戦濃厚となっても東条英機は天皇に徹底抗戦を上奏。結果、民間人の死者数10万人を超える3月10日の東京大空襲や、沖縄戦、原爆を落とされることになります。

ドイツはヒットラーの暴走を抑えることが出来ず、570万人のユダヤ人を虐殺した。カンボジアのポルポトも170万人虐殺。そして現在進行形でプーチンがウクライナで罪のない人達を虐殺している。ロシアの有志はプーチンを止められないのかといえば、止められないんだと思う。ロシア人の責任かといえば、東条英機の暴走を許した当時の日本人と重なる。

古今東西、人類は暴走する人間を、すぐ止められないのかもしれません。完全にダメになってからじゃないと権力を奪えない。こらもう企業内だって同じかも。暴走していると解っていたって誰も止められないのだった。破綻するまで暴走は止まらず、その間、たくさんの悲劇を生み出す。「どうしようもない」と答えざるを得ない。チカラで押し切られまで止まらないです。

プーチンの暴走を止められる手段は2つしかない。ロシア国民が蜂起してプーチンを倒すか、アメリカが武力を持ってして倒すか、だ。いずれにしろ早く手を打たないとダメージがドンドン広がっていく。このまま膠着状態が続くと、世界的な規模で経済の停滞をもたらす。すでに新型コロナで大きなダメージを受けているから、相当厳しいことになるかも。

最近、自動車業界はどうなるのかという話になる。カーボンフリーもどうなるかという話になる。残念ながら予想出来ない。ロシアのウクライナ侵攻だって、ロシアが原発に攻撃を加えることだって予想出来なかった。ただ日本やアメリカ、アジアは皆さん考えているより外乱に強い。高騰していた原油価格も増産の話が出るや下がる。もしかすると経済への影響は大きくないかも。

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