ボルボの広報車に防災キットが積んであった。このメーカーだけ何か違う気がします
先日ボルボV60の広報車を借りたら、下のようなバックが入っていた。忘れ物かと思って聞いてみたら「防災キットを搭載するようにしました」。なんでも「皆さんご自分のクルマには用意されているかもしれませんが広報車に乗せ替えることはしないと思います。災害に遭った際、少しでもお役に立てればということで搭載するようにしました」。う~ん!
確かに私も自分のクルマにはサイバイバルキットを常時積んである。されど広報車に乗せ替えるまでやってない。広報にお願いし、どんな内容なのかチェックしてみました。最初に「そうだよな~!」と思ったのが下のシート。クルマを置いて逃げるような時は、この手の情報を絶対必要。なかでも「災害発生時のドライバーの心得」についちゃ「その通り!」とヒザを打つ!
入っているモノは1~2泊のサイバイバルを対象としたスペック。ある程度気温が低くなっても何とか過ごせ、食糧や水を入手出来なくても1日くらい何とか過ごせるというもの。下は7年保存可能な500ccの水2本と、水を貰うための水筒。そして1,8m四方のビニールシート。ビニールシート、雨や寒さを防ぐ素晴らしい仕事をしてくれます。上手に作ればテントのようにもなる。
食糧は必要最小限。クッキーだけです。人間の身体って水さえあれば2~3日絶食しても問題無いように出来ている。ここで食糧をもっと増やすと万全に思えるかもしれないが、装備をミニマムにまとめるならこういった割り切りも必要だと思う。一方、緊急トイレやタオル(スウェーデンの国旗が圧縮タオル)、マスク、体温を逃がさないブランケットなどはしっかり含まれている。
意外だったのがヘルメット。普通のサバイバルキットには入ってない。なぜか? 地味な割に高いからだ。入ってたのは『TATAMET BCP』でモノタロウだと4190円もする。ただ防災には必要なアイテムかもしれません。このサイバイバルセットは日本でアイテムを選んだと思われるのだけれど、レベルの高い防災知識のある人がアドバイザーになっているんじゃなかろうか。
そして手回し発電+充電可能なライトとAM/FMラジオ、スマホの充電が出来るUSB端子も付く。被災した時はコレ絶対必要! なかでもUSB端子とAMラジオについちゃ超有り難い。いずれにしろボルボの広報車を借りている時に被災したら、1~2日はサバイバル可能。他のメーカーも広報車にサバイバルキットを乗せて置いて頂けると嬉しいです~。
<おすすめ記事>