レジェンドの自動運転車、うかつにライダーをガチャンしたらオオゴトになります

世界で初めてレベル3の自動運転を実現したレジェンドが発表された。自動運転レベル3についてはコチラから。レベル3運転中はホンダもTV見ててよいと書いてる。WebサイトにもTV画像をハメ込んだカットを掲載しています。ちなみに明確に禁止されているのは飲酒や席の移動。居眠りに対しては対策を組み込んであるため、問題無し。ただ寝不足や薬の影響による居眠りはアウトです。

警察からすれば取り締まりに困るため、レベル3運転中は前後にスカイブルーのライトが点く。このランプ点いていたらTV見たり携帯持っていてもモウマンタイ、いや無問題。まぁ日本の警察官全員が認知してるか不明のため、止められることもあるでしょうね。いずれにしろ合法です。価格は1100万円。100台という少ない台数を考えたらネダンなんぞあってないようなもの。むしろ安い?

以下、クルマ好き向けのウンチクを。今回、バンパー部分の4隅に「ライダー」と呼ばれる走査型のレーザーセンサーが付けられている。ライダー自体高価。さらに強い衝撃を受けたり破損したら、交換の上、専用の工場に持ち込んで全て再セットし、認証を受けなければならないという。ホンダに聞く機会を持てていないが、ライダー1箇所で100万円以上掛かるらしい。

もちろん皆さん自損事故まで対応可能な車両保険に入るだろうから、ガチャンしても平気だと思う(車両保険、きっと高いです)。まぁまぁの速度で追突されたら(自動ブレーキ性能は世界一のため追突することは考えなくて良い)、後ろの2つのライダー終了。これ、追突しちゃったらけっこうタイヘン! 対物保険が無制限になっていれば余裕で支払われますけど。

このあたり、ロールスロイスやフェラーリに追突しちゃった時と同じ(目立つので皆さん近寄らないようにする傾向)。レジェンド、もう少し目立つような”近寄りがたい派手さ”が欲しかった~。私のWebを読んだ人は認識したと思う。この件、ぜひとも家族や知人にも教えて上げて欲しい。自転車のペダルとかでライダーガチャンしちゃったら、おそらくロールスロイス傷付けたより高く付く。

逆にレベル3の自動運転を実現するにはそのくらいの精度や確実性が必要だということ。だからこそ昨年からジュネーブ条約の協定国でレベル3が認可出来るようになっても、ホンダ以外、どこも実用化出来ていないのだった。10年もすればライダーの低コスト化が進み、衝撃に対するロバスト性だって上がる。ということはホンダだってよ~く解っているから、100台限定のリースなのだった。

乗ってみたいですね~。

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