マツダ、認知症起因の事故を防止出来る可能性持つ新しい安全技術を発表! 素晴らしい!

いやいや驚きました。私は認知症のドライバーが起こす事故を防止出来る技術をずっと考えてきたのだけれど、暗証番号など打ち込んでエンジン始動させるシステムくらいしか浮かばず。この方法、認知症進んだドライバーの運転を防止出来るものの、いわゆる「まだらに発症する認知症」についちゃカバー出来ない。認知症の初期段階、いつ症状出るか予測出来ないのだった。

今回マツダが開発していることを発表したシステムは素晴らしい! 運転中、ドライバーの視線をずっと追いかけている(赤外線カメラのためサングラスをしていてもOKという)。同時に前方を向けたカメラで、ドライバーがどこを見ているか判定。普通のドライバーは、道交法遵守&運転経験に基づき信号を見たり歩行者を見たりバックミラーを見たりしているという。

ところが認知症を発症すると、頭脳でなく本能的に興味のある場所を見ているそうな。いわゆる「ぼ~っとしているときに気付く物体」です。データを取ってみると頭脳が認識している時の視線と本能的に見ている時の視線は明らかに違うらしい。もちろん赤信号や一時停止標識に対する反応だって解る。怪しいとなったら、クルマが安全を確保して停車させることも出来るという。

実際に発生する認知症の事故もそういった状況になっているんだと思う。信号無視や一時停止無視、不注意な接触事故など、本能的に運転してる時に起きる。この状態を何度か検出したら何らかの対応策を取れるようにしておけばよい(今回のプレゼンではそこまで踏み込まなかったけれど当然考えていると思う)。素晴らしい技術だと感心しまくった。なるはやでの採用を期待したい。

同時に発表されたマツダの安全技術『CO-PILOT 1.0』(居眠りや心臓、脳、低血糖などの疾病により視線が前方で無くなった際、安全に停車する技術)は、メルセデスやレクサス(LSは2017年秋に導入)など他のメーカーが実車で取り入れている。今回の報道を見ると皆さんこの周回遅れの技術を「凄い!」と言ってるけれど、今やどのメーカーが本格的に普及させるかという段階です。

驚いたのは、公道で緊急停止のデモを行ったこと。もちろん法的な問題無し。台場周辺はこういった実証試験OKとされている。ただ緊急時じゃ無いのに道のど真ん中に止まっちゃったり、メディアにハンドル握らせてくれないなど残念だらけ。普通、こういった技術は他の交通の妨害ならないようテストコースで行う。もはやそんな予算も確保出来なくなったということなのかもしれません。

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