ミュンヘンショー、魅力的な電気自動車は見当たらず

ミュンヘンショーのワールドプレミアが出そろった。結論から書くと「がっかり」です。メルセデスやアウディなど電気自動車を出してきたけれど、いずれも高性能&高額車ばっかり! ルノーはアリアの兄弟車を出したが、これまた既存の電気自動車のコストパフォーマンスというイメージ。VWのみ商品力ありそうな予価260~330万円のセンセプトカーを出したが2025年とな!

デザインが残念なVWのID. LIFE

実は期待していたモデルがあった。今年4月に宏光MINIをラトビアの『ダーツ』というメーカーで改良。ノックダウン生産し欧州基準の安全基準を満たしながら今秋より130万円程度で販売すると言われていたのである。現地メディアも当然ながらミュンヘンショーの発表かと思われていたのに、出ておらず。どうやらノックダウン生産で激しくつまづいているようだ。

写真/ダーツ

そらそうだ。そもそも中国の自動車メーカーはノックダウン生産のためのノウハウなど持っていない。ラトビアについちゃノックダウン生産のノウハウあるけれど、中国から入ってくる部品を組み立てたら「激しく出来の悪いプラモデル」のようなものらしい。ホンダの早期退職制度で辞めたような人達が10人くらいGM五菱にヘッドハンティングされたら日本にとって厳しいことになると思う。

宏光MINIでなくNIKROB

ミュンヘンショー、現地の反応を見ても鈍い。すでに入場者が少ないんじゃないかという悲観的な報道も出ているほど。確かにワールドプレミアされたクルマを見てワクワクする人は限られると思う。テスラ以外のメーカーからゲームチェンジャー出てくるまで電気自動車の販売は伸びないだろう。むしろクルマ好きは「最後のエンジン車選び」を考えた方がいいかもしれません。

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