一番悔しいのはこんな電気自動車が海外から入ってくること。吉利汽車で100万円以下です

下のクルマはジーリー(吉利汽車)の『パンダナイト』というモデル。緑色のナンバープレートを見れば解る通り電気自動車である。最高速100km/h。カタログ航続距離200km。最高出力40馬力。電池搭載量17kWh。エアコン付きで80万円くらいになるようだ。サイズは中国の軽規格となりGM五菱の宏光MINIと同じ。日本で売るのなら認定車の超小型モビリティですね。

モーターの定格を8kW(11馬力)に抑え、60km/hの速度リミッターを設定すればいい。超小型モビリティはエアバッグ不要ながら、簡易式を付けることも可能。こういったクルマが100万円くらいで出てくると、生活の足としての軽自動車はオセロのように色が変わってくることだろう。ここにきて小さいクラスの中国国内市場は伸び悩んでいる。必ずや海外進出を考えてくるハズ。

ちなみにジーリーはボルボのオーナーであり、ロータスの株を51%。プロトンの49%の株を持つ。その気になればマレーシア作ったクルマを様々な国に輸出出来ます。パンダナイトを見た専門家によればGM五菱の宏光MINIより高いクオリティを持つという。こんなクルマをスズキやダイハツが出してきたら軽自動車の売れ行きはガックリ落ちるからやらないと思う(笑)。

ちなみに宏光MINIは販売台数をガックリ落としている。中国が電気自動車に対する補助金を止めたからだ。宏光MINIを買っていたユーザー層にとって補助金は大きかったのだろう。一方、高価格帯の電気自動車は補助金無しで売れている。理由は簡単。北京や上海といった大都市はガソリン車のナンバー取得に100万円以上掛かる。電気自動車なら制限無し。実質的な補助金になってます。

中国の民族系自動車メーカーは中国の不透明な将来を考えれば必ず海外に進出しようとしてくる。ジーリーでいえば日本からヘッドハンティングした技術者が品質管理を行うマレーシアのプロトン(そもそも三菱系です)の工場で生産し、ロータスのブランドで日本に輸出すれば普通に売れることだろう。そんなクルマが海外から入ってきたら日本勢は厳しい戦いになる。

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6 Responses to “一番悔しいのはこんな電気自動車が海外から入ってくること。吉利汽車で100万円以下です”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    中国メーカーが日本市場に食い込みたいなら、軽EVを100万円で投入するのが一番効果的だと思っています。ただし軽は日本の独自規格だから、事実上の参入障壁だと考えていました。

    でもですよ、
    スズキがトップを誇るインド市場では、スズキは軽自動車を改良して投入してきたと認識しています。

    ということはですよ、
    インドは軽自動車サイズの莫大な市場ということ? インド市場での軽サイズの登録台数は、わかりませんが。。。

    でももし相応のボリュームがあるなら、中国メーカーが日本とインド向けに、軽EVを開発していてもおかしくない。コレが日本で100万円で売られたら、初代アルト以上のインパクトで相当ヤバイ、とふと妄想しました。

  2. 反日非国民 より:

    本当に中国って、面白い国です。
    昔は男女全員が人民服を着て、自転車に乗ってた。
    北朝鮮の方が女性はワンピースなんか着ていて、中国よりあか抜けてる、なんて言われてた。
    あぁ多分、1970代の話です(笑)

    試行錯誤って言うか、大胆不敵に、何でもアリ!ってな感じで色々とやってくる。 
    まさに「走りながら考えながら作ってる」みたいな。
    スケールメリットと市場経済化、華僑の民族性、赤い王朝の政策方針と、もろもろが組み合わさって、速さと活力とダイナミズムを産み出しています。
    失敗作もワンサとあって、お隣のあら探し屋さんは、ディスるネタには事欠かない(苦笑)

    でも、日本もかつてはそうだったように?あれこれ言われる位に、あれこれやってる方が、当人たちは幸せだと思います❗

  3. トヨタ車ユーザー より:

    こんなデザインの車が入ってくれば、街中の風景も変わるんじゃないかと思います。
    ただ、軽自動車というか小型車で売れているのが、N-BOXやっトールと言ったミニバンばかりで…。それが参入障壁になっているのかなと思いました。
    超小型モビリティに入る車は、最近はエアコンも付くようになって「使える」ようになってきましたが、街中ではなかなか見かけません。
    宅配用の軽自動車BEVが作れるなら(ファブレスメーカーから買うのは佐川でしたっけ?)N-BOX風のも作れると思うのです。ただ、完全に日本オリジナルになってしまいますね。

  4. 反日非国民 より:

    クルマの話でしたね、、。
    アルトを思い出した❗連想しました。
    47万円?でしたか、新車で。今の日本は、軽を乗用車として乗ってる訳でして、小さすぎると余り売れなさそうです。
    今の日本の雰囲気では、中国車だと目立つと、イタズラやトラブルに巻き込まれそうです。

    とにかく、日本メーカーに頑張って欲しい❗
    素敵なEV車を開発して、国の内外で大ヒットを飛ばして欲しいです。
    「これが話題のクルマか」と、会話が弾むような、世の中がパッと明るくなるようなクルマを待ち望んでいます❗

  5. 猫まんま より:

    日本メーカーにとって一番怖いのは吉利汽車が本気で日本市場に参入しようとした時にマツダが買収されて日本にディーラー網を作られるのが最悪の展開だと思います。吉利汽車の資本力ならやろうと思えばマツダなど即買収されるでしょう。マツダが力を入れている高額車部門とは被らないし一応日本メーカーなんで整備網も全国展開できるし。マツダブランドでOEM供給された時には安価な製品求めるユーザーにヒットするんじゃないかと。技術力では中国企業にすら相手にされないマツダだけど全国展開してる販売網は魅力ですからね。まあさすがにそうなると日本メーカーはなんとかしてマツダを助けるでしょうけどね。

  6. 反日非国民 より:

    ボルボを中国資本が買収した際、なぜスウェーデン政府は阻止や反対しなかったのか?
    日本人的にはバカな、許せない、きっと後悔する等々でしょうが、逆なんですよ。
    「ボルボは、まだそんなに高く評価され、また価値のある会社なんだな。
    何処にも評価されなくなり、買い手が付かなくなってからでは手遅れだ。
    または、二束三文で買い叩かれては国の恥だ」。
    あと、スウェーデンは高福祉で名高いが、極めて資本主義的な競争政策の国です。
    つまり「雇用は守るが、企業は守らない」。

    マツダもフォードが手放して、何とか自力経営?してきたが、良い買い手が現れたら、傘下に入れば良いと思います。
    ボルボも健在で、さらに飛躍しようと意欲的ですよね。

    そごう西武のようになり、ハゲタカファンドに売却されて、半分はヨドバシカメラの売り場と化し、最後は資産価値を全て抜き取られて消えていく。

    まぁ、嫌なら嫌で誇り高く玉砕する方が、良いのかも知れませんが。

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