中国で生産している日本ブランドの電気自動車ながらEZ-6が失速。bZ3Xを除き全て厳しいか?
日本勢は中国専用の電気自動車の開発に注力しており、実際、すでにホンダとマツダが販売済み。トヨタと日産は販売を始めたところである。大いに期待されているものの、先鋒のホンダ(リンシー)の」販売状況を見ると厳しい感じ。性能を考えたら安価な価格設定ながら、中国勢に埋もれてしまい売れていない。このままだと失敗組に入ってしまうと思われる。
続いて上市したマツダEZ-6どうか? これまたデビュー直後こそ順調だと思われたものの、今年に入って早くも減少。1月は400台少々。2月になると300台少々で、年間4000台にも届かない雰囲気。いくら長安汽車に開発や生産を委託したといってもこの台数だと採算ベースに乗らない。マツダは次の電気自動車を仕込んでいるようだだ、このままだと難しい。
日産は『N7』という新しい技術を投入した新世代電気自動車をリリースした。今の中国の凄さを知らない日本のメディアの評価を見ると「凄いスペックだ!」の連発。中国に行けば解るが、もはやN7レベルの技術を投入した中国車は山ほどある。デザインだって目立たない。中国の知人に聞いてみたらハッキリ「売れないと思います」だって。内容を考えたら割高なイメージになるだろう。
唯一期待できるのがトヨタのbZ3Xかもしれない、興味深いことに中国に於けるトヨタのブランドイメージは依然として高い。他の日本勢が中国での販売台数を落とす中、踏みとどまっているのだった。bZ3Xも受注開始すると手応えのある台数になっているという。半年しないと本当の評価は定められないが、トヨタ以外のメーカーを含め粘って欲しいと思う。このままだとマツダと日産は撤退か?
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ナショナリズムの強い中国では、もう他国車は売れないと思います。
マツダは3月は大幅値下げで盛り返しみたいです。
利益は出ないでしょうが。https://kblognext.com/archives/54101.html