困ったもんだ

自動車メーカーにとって『カーシェア』の普及は販売台数の
減少を意味する。考えて欲しい。3世帯で1台のカーシェアをした場合、今まで3台売れていたクルマが、1台になってしまうのだから……。特に趣味性低く所
有欲起きない軽自動車などはマンション単位でカーシェアを導入しようものなら大いに普及するだろう。


のに! 日経新聞によれば政府はカーシェアの普及のための助成金を付ける方向で検討しているそうな。何でも環境省がバックアップしているらしい。カーシェ
アしたら走行距離を減らせるというなら環境にやさしいけれど、そういった狙いのシステムじゃぁない。単に都市部の自動車普及率を落とすだけになると思う。


府が日本の稼ぎ頭である自動車メーカーの足を引っ張る手助けをするんだから困ったもの。いずれにしろ今後は「ぜひ所有したい!」と感じる魅力的なクルマを
作らないと、カーシェアやレンタカーに負けてしまうことになる。これまでのように「何となく作ってみました」ようなクルマじゃ売れなくなる時代になる、と
いうことです。

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1 Responses to “困ったもんだ”

  1. アマチュア部員 より:

    日本市場の縮小はいろいろな原因があるようですね。カーシェアリングもそのひとつなのでしょうか。
    私のような車好きが寂しく感じるのは、日本の自動車メーカーがロシアや中国など数が多く売れる市場をメインにした商品企画(設計も含めた)をしていることです。
    まぁ、商売ですから当然と言えば当然ですが。
    デザインなど多少は仕向地に合せた変更をしているものの、基本的な設計(プラットホームなど)は仕向地ごとには変えられない訳ですよね。
    一番分かりやすい部分で言えば車のサイズ、特に車幅ですね。
    ワールドワイドなサイズにすると、日本の道では使いにくい。逆に日本的サイズでは世界で売れない。
    しかし、本来、車という製品はその国の事情に合せた設計にすべきものだと思います。
    服や靴をその国の人の体格に合せて作るのと同じことだと思います。
    そして細かい部分(車好きが拘る部分)では、車の味付け。
    例えば足回りなどは、その国の道路整備状況によって変わるものだと思います。
    ダンバーやスプリングの変更で、かなり仕向地に合ったものには出来るようですが、日本のような整備状況の道で走ることに限定すれば車高やエンジン搭載位置など基本設計からベストを目指せるわけですよね。
    更にユーザーの好みという観点から見ると、ハンドリングの味付けなどは、モータリゼーションの発展の度合いによっても傾向が違うような気がします。
    言い換えれば、ワールドワイドな商品にすることにより、中途半端な乗り味の車が多くなったと言えるのではないでしょうか?(FFで乗り心地が柔らかく、車幅1780mm程のセダンまたはSUV)
    しかし、単なる移動する道具として車を考えた場合、この程度の車で全く問題ないでしょう。
    より安価で製品供給するためには、ワールドワイドな商品企画はコスト面で良いことなんでしょうね。
    車を運転すること趣味にしている私には少々残念な傾向ではあります。
    恐らく、国沢さんもこの流れをいち早く感じ取って、車の楽しさ(趣味性)を環境ハイテクの技術分野にシフトして楽しんでいらしゃるのではないでしょうか?
    良い方向性だとは思うのですが、楽しさの度合いが“車の古典的な楽しさ”に比べて、今ひとつ物足りないような気もしています。

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