左足ブレーキ=×。助手席チャイルドシート=×。こらもう宗教や哲学に任せます

こんな仕事をしていると、いろんなことを聞かれる。左足ブレーキなんか年中だし、助手席チャイルドシートについてもあれこれ。面白い事に肯定派も否定派も同意を求めきます(笑)。私のスタンスは「そう思うのならぜひ!」。結論から書くと「どちらでもいい」ということです。左足ブレーキは安全性で有利ながら、左足をレストさせておくところがないためロングランだと疲れる。両者の長所や弱点をどう判断するか人によって違う。

ボルボの安全センターに展示してある車両

滑らかなブレーキが掛けられない、という人の意見は聞かない。そんなモン慣れです。1度やってみて難しかったと思うなら、使わなければいいだけ。左足ブレーキ派の人はどちらかというと攻撃性のない肯定論者が多いのに対し、右足ブレーキ派の人は左足ブレーキ完全否定の傾向。根っこは左足ブレーキを使えることがうらやましいのかもしれません。ちなみに高齢者運転教習で段差乗り越え項目がある。左足ブレーキなら楽ちんだ。

助手席チャイルドシートも同じ。否定派は激しい! 助手席にシートベルトを付けるのは乳幼児虐待だ、くらいのことまで言う。ボルボなどに聞くと「大人一人で乳児を乗せるのなら助手席エアバッグをキャンセルモードにして、助手席に後ろ向き装着するのが最も好ましい」という。常時子供様子をチェック出来るし、子供も保護者の顔が見えるとリラックス出来るからだ。助手席エアバッグの特性さえ認識していれば問題なし。

同じように「安全なのは助手席か後席か」という論争もあるけれど、これまた宗教や哲学です。事故の状況によって大きく損傷する場所は違う。全く同じ状況で行うテストなどは、メーカーの思想や安全装備によって違う。極端な話、古いタイプのタクシーなら瞬時も迷わず後席の安全性が高いし、平均して考えると安全基準のある助手席に軍配は上がる。攻撃的な否定論者の多くには、そういった細かい違いを全く考えていない傾向にあります。

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1 Responses to “左足ブレーキ=×。助手席チャイルドシート=×。こらもう宗教や哲学に任せます”

  1. (今回は匿名で) より:

    EV派と絶対エンジン派にも共通しますか?

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