新型ゴルフ、じっくり乗ったら「なるほど!」。DSG不安さえクリア出来たら国産Cセグと勝負出来る

新型ゴルフの1リッター3気筒ターボにじっくり乗ってみた。すでに操作系についちゃ紹介した通り、なかなか手強い。信頼性もやや問題を抱えているらしく、1回だけながら走り出して20秒くらいでエアコン停止。そのまんま稼働しなくなってしまった。いろいろ操作してみるもダメ。信号待ちでエンジン止め再始動しようかと思ったが、エラー扱いになり掛からなかったら困るので広い場所を探す。

エンジン止め、かけ直したら無事エアコン稼働した。これだけ複雑な操作系を採用すると、この手のバグはしばらく出るだろう。もう一つ。レーンキープサポートも、ステアリングセンサーの感度が悪過ぎのため、ハンドル握っていてもハンドル警告がピーピー鳴って使いモノにならん。やむを得ず稼働停止を選択する。これだとせっかく付いている安全機能も事実上使えない。

全てソフトの不具合だと思う。新型ゴルフを買うのなら、買った後、改良版出る度にバージョンアップしてくれるかどうかキッチリ聞くことをすすめておく。ボルボなんかバージョンアップしたら定期点検などの時に無償で書き替えてくれます。VW、いろんな意味で信用を失っている。ここはDSGの保険を含めた顧客サービスを見直すべきだと思う。

一方、クルマ作りに対するアプローチは驚くばかり。例えば巡航中、アクセル戻すとエンジン止まってコースティング(ニュートラル)モードになる。レインボーブリッジの頂点でアクセルオフすると、浜崎橋ジャンクションまで速度をキープしたまま空走。少し下り坂になったら積極的にコースティングを使うと燃費素晴らしく伸びる! 下は首都高を含む東京都内を2時間走ったデータ。

都内を78km移動して19.2km/Lです

コースティングさせれば燃費良くなるのは解っているのに、日本の自動車メーカーって絶対やらない。アクセル戻したら、電気自動車であってもエンジンブレーキが掛からないとダメだと言い張るのだった。なんでコースティングさせないのかと聞くと「自然じゃないから」と言う。ただVWがこういった制御を取り入れたから、遠からず日本勢もマネすると思う。

新型ゴルフの批判材料になっている「ボンネットが油圧シリンダーじゃなくなり開閉操作重くなった」とか「コンソールボックスのフタを廃するなどインテリアのコストダウンが悲しい」といったあたりはその通りだと思う。その分、電子装備に代表される新しい時代のシステムにお金掛けている。ボンネット、キャッチャーはキチンと2個のまま。自分で開ける機会の無いボンネットなら重くてもいい。

1リッターターボ、動力性能的にターボ無し1800ccと同等。けっこう速い! ベースモデルなら291万6千円だ。アップルカープレイ/アンドロイドオートを使えるため、装備内容を合わせて比べたらマツダ3やシビック、カローラスポーツと20~30万円差。ということで最大の課題はDSGの信頼性になると思う。そこさえクリア出来たら魅力的なクルマになるのになぁ~。

 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ