新型シビックも日本で発売へ。シビック嫌いだと思われている私はどう思う?

と何人かに聞かれた。先代シビックに対し酷評でしたから。実際、タイプRを除き販売も低空飛行から抜け脱せず。次期型は無いでしょう、と思っていた人は多かったかもしれない。けれど新型シビックも日本で販売するアナウンスされましたね。国沢光宏、またも酷評か? 以下、受け止め&どう考えるかツラツラと書いてみましょう。ちなみに結論は「価格を見て決めたい」です。

従来型シビックを日本で販売するキッカケとなったのは、伊東社長が日本で販売する予定無かった9代目(2011年)発表の場で「シビックを日本から無くすつもりはない」と言ったこと。意地になったのだろう。日本で販売する計画を持っていなかった先代シビックの導入に道筋を付け、八郷社長にバトンタッチ。2015年に発売された10代目シビックを2年遅れで日本導入している。

八郷さんの社長就任は2015年6月。アメリカで10代目シビック出たの2015年11月。日本販売が2017年11月。というカレンダーを見ても、日本市場のことなど全く考えて開発していなかった10代目シビックを強引に日本で売れと命じたのは伊東さんです。しかもデザインは日本人の好みと全く違う路線の先代デザインチーム。価格設定が「地域で採算を取れ!」の倉石コンセプト。

売れなくて当たり前だったと思う。暴君チームの仕事だ。新型はどうか? 興味深いことに現時点で10代目と大きく違う事情がある。10代目、大規模な生産工場はアメリカとイギリス、タイ、中国。日本で作る必要性など無かった。けれど5ドアボディを作っていたイギリスの工場の撤退を決めた。欧州仕様をどこで作るかってことです。最もリーズナブルなのは日本でしょう。

そんな流れから寄居工場で新型シビックの5ドアを作ることになる。強引に日本生産を開始した10代目と全く事情が違ってきたのだった。むしろ日本で作るのなら日本で売って欲しいと思う。ただし! 価格はライバルと同等じゃないとお話にならない。新型シビック、アメリカでのライバルはカローラである。パワーユニットや装備を並べたら、ほとんど同じ価格。

当然ながら新型シビックもカローラと同等の価格で販売する内容になっている。カローラより高かったら、RAV4とCR-Vの価格と同じくクルマの魅力以前に価格で勝負にならない。加えて10代目みたいに少数生産のため割高になってしまった生産コストを強引に販売価格へ上乗せした状況と全く違う。ということでカローラスポーツの価格を見ると、1800ccの6速MTで216万9千円。

新型シビック、ホイールベースがカローラスポーツの2640mmに対し2735mmと長いため車格で言うと少し上。エンジンも1800ccの116馬力に対し、1500ccターボで173馬力。金額換算で30万円といったあたりか。カローラスポーツの1800Gが238万6千円だから、同じ程度の装備内容で270万円を切ってきたらシビックも勝負になると思う。ハイブリッドなら290万円切りです。

もう一つ。5ドアボディは地味。カローラクラスのようにボディを作り替えず、XVとインプレッサスポーツの関係くらいの変更でいいからクロスオーバーモデルを作ったら面白い。その場合、すでに本来のライバルであるカローラより上級移行しているのだから、シビックを残しながら新しい名前を付けたらいいと思う。新型の車格、もはやシビックじゃなく一昔前のアコードです。

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