日本製鉄、我が国に於ける使用セクター別CO2の9%も出してる。私は競技で少しCO2出します

我が国は環境先進国なのだけれど、世界標準からすれば後進国に見えるらしい。石炭火力発電を止めないと言ったもんだから今年も「化石賞」を頂いた。世界で2番目(1位はテスラ)に1台あたりの二酸化炭素排出量が少ないトヨタながら、グリーンピースの「自動車メーカーの脱炭素化の取り組みのランキング」で最下位にされてしまった。なんでこうなるのか?

完全に環境省と外務省のアピール不足です。環境省は国内しか考えていない。外務省、宴会で使うワイン選びにしか興味無し。キッチリと広報すれば1人当たりの二酸化炭素排出量はオランダより少ない22位(少し古い2018年)。前述の通りトヨタは欧州CAFEで罰金無しという超優秀なブランドだ。環境省や外務省は我が国のイメージダウンを放置か?

一方で確かにダメな国だとも思う。今や脱炭素と同じくらい激しい嫌われ度の石炭をなぜ使う続けるつもりなんだろう。おそらく国と非常に近い距離の鉄鋼業との関係を重視したんだろう。下は日本製鉄のWebサイト。何と使用セクター別で9%の二酸化炭素を排出している。製鉄のため石炭を燃やしているからだ。国とベッタリの産業を忖度したら、石炭は切れない。

日本製鉄のWebより。当社9%の当社は日本製鉄

悲しいかな「石炭火力を止めない」と世界に向けアピールした萩生田経産相って、文科相時代は加計学園問題の中心人物。金や忖度で動く輩だ。当然ながら利権まみれの原発についても「脱炭素に向けて原発は欠かせない」。カーボンフリーに向け今が一番大切な時期に、岸田政権は最悪の人選をしたもんだ。このままだと優良企業はドンドン日本から出て行くと思う。

そんなことで腹を立てても憤っても国政の流れは変わらず。クルマ好きとしちゃ現在許されている範囲で人生楽しむべし! 普段ECOカーに乗り二酸化炭素の排出量減を心がけているから、年に数日の”ハレの日”である競技は元気よくアクセル踏みたいと思う。来週末のセントラルラリーで乗る86R3のカラーリングが完成! お時間ある方は見に来てください。

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