最も技術力の高い日産がレベル3を当面やらないとなった。自動運転ってどうなっちゃうの?

多くの人が自動運転は遠くない将来の技術だと思っているようだけれど、ベストカーWebでも書いた通り日産の発表によれば当面目標にしないという。改めて取材をしてみたら、すでにレベル3の自動運転を実用化したホンダや、MIRAIにレベル3を搭載しようとしていたトヨタも、今や慎重になっているようだ。レジェンドどうするのか? 現在走ってる車両は回収するらしい。

レジェンドの試乗レポート

複数のメーカーの関係筋によれば「レベル3の自動運転を東京オリンピックまでに実用化したいというのは安倍政権の強い希望だったんです」。選手村のeパレットだって政府の強いリクエストを受けて運行したと聞く。なぜホンダだけレベル3を出したのか? 国交省は首相の強い意向を受け自動車メーカーに要望を出したようだ。トヨタと日産、ホンダが「頑張ります」。

MIRAIのアドバンスドドライブ

トヨタと日産はハードルの高さから「やっているのだけれどまだ実現出来ない」という返事をしていた模様。実際、レクサスLSとMIRAIのアドバンスドドライブは、ステアリング系もブレーキ系も2重にするなどレベル3のフェイルセーフ機能を持たせている。日産はすでに横浜で自動運転車を運行させるなど、その気になればレベル3を実用化出来る技術を確立していた。

日産の新技術、現段階では電力を大量に使う

そんな中、国交省との付き合い方に慣れていないホンダだけ逃げ切れなくなったんだと思う。ダチョウ倶楽部の如く「はいはいはい」で手を挙げさせられ「どうぞどうぞ!」(笑)でホンダになっちゃったワケです。また、MIRAIのアドバンスドドライブ仕様車、電気を大量に消費するため、航続距離がグッと短くなるという。高速道路&速度域限定のレベル3であっても実現化は難しい。

日産の技術プレゼンに出てくる「レベル3の運行中、対向車線からタイヤが飛び込んできたらどうなる?」にレジェンドで遭遇したらどうなるだろう。前方を見ながら運転していたら避けられたかもしれないが、TVなど見ていたら避けらない。フロントガラス直撃で命の関わるダメージを受けるかも。先行車が落下物を避けても、自分のクルマは避けられないかもしれません。

次世代ライダー

逆に自動運転技術で先行する日産の飯嶋さんが「ウチは当面難しいと思っている」と言ったことは他メーカーにとってありがたいことだったように考えます。口ウルサイ私でも飯嶋さんの説明は全て腑に落ちる。他のメーカーがレベル3を当面やらないと言ったら「技術力がありませんね!」じゃなく「そうでしょうね」と納得しますから。ある意味、英断だと拍手を送りたい。

ただ事故を防ぐ技術は必要。今回発表された日産の技術、1日でも早く実用化して欲しいし、他メーカーも追従して頂きたいと思う。

 

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