本郷君のせいで久々にやらかしました!

いやいや久しぶりの厳しい修行になっちゃいました! WRCジャパンの記念大会となる『セントラルラリー2021』で乗るのは、86の『R3』。レースで言えば頂点がF1。WRCだとラリー1(今までWRカーと呼ばれていた)。その下がF2とラリー2。そして3番目にF3とR3というピラミッドになっている。F3やR3、若手が上を目指すカテゴリーと考えていいだろう。

WRCでも使われる可能性ある街中のSS! カコいい!

今回ハイエースのラリー参戦からの流れで、丸徳商会が持っていたR3に乗ることになった。安全燃料タンクなどついているため本来なら日本では取得できないナンバーも、国交省が特例措置で『ラリーナンバー』を創設してくれた。仮ナンバーに見えるだろうけれど、普通なら市町村発行。このナンバーは『三河陸事』の発行です。いろんな意味でラリー好きとしちゃ最高の幸せだ。

ただ車両は”ほぼ”ぶっつけ本番。シェイクダウンで30kmほど走って熱を入れて確認したのみ。シフトタイミングを知らせるインジケーターランプが見えなかったりする課題はあったものの、好調でした。ところがラリースタートの前日になってエンジンのご機嫌よくありません。3000回転以下できれいに回らないのだった。走り出すとエンジントルクが安定せず、派手にギクシャクしちゃう。

岡崎の運営は警察がずいぶん協力してくれてます

中回転域でもバラバラしており、ハーフスロットルのトルクが不安定。シェイクダウンは好調だったのに。消防法のため(スタンドで携行缶の燃料を入れることは許されなかった)本来使うことになっているFIA燃料じゃなく、オクタン価すら不明のENEOSのハイオクにしたからかもしれない。また、今回タイヤがアメリカの『フージャー』というブランドを使う。

Hoosier、発音が難しいです

R3で使用が定められているFIA認定タイヤです。グラスルーツ用として大人気で、グリップを追求しない代わり減らない。今回のラリー、ソフトコンパウンドを使ったのだけれど、45km走ってバリ山残り。4本で走り切れちゃうほど。冷えているときの特性や、コントロール性もよい。ただし日本製のSタイヤより1kmあたり2秒近く遅いと思う。そんな状況でラリーが始まった。

今回もコ・ドラは大西さん。頑張りました

今になって考えてみたら、SS1のタイムはまぁまぁだったように思う。クルマに慣れていない上、タイヤや完調に遠いエンジンなど考えたら1kmあたり1秒は余裕で詰められそう。SS2はチームワーク不足のため半分くらいペースノートのない状況で走ることになったので仕方なし。このあたりで気分が先行し始める。というのもベストカーの本郷君が「1本くらいコバライネンを驚かせてくださいよ」。

私、顔でっか!

3シーズン前から元F1ドライバーのコバライネン選手が86のR3に乗っている。少しは迫れないとダメだ、という。これまた冷静になって考えてみたらF1にも乗ったフライングフィンだ。届くワケない。でもハンドル握ったら少しでも迫りたい。このあたりから「少しプッシュしてみようか」というスケベ根性を出してしまう。SS3のスピンはさておき、暗くなりライトポッド使うSS5もまぁまぁ

エンジン音がいまいちです

タイヤ&ペースノートに頼れなかった区間が4分の1くらいあったことを考えたら、1kmあたり1秒以上は楽に詰められそう。最後のSS6は途中からサイドブレーキが戻らなくなるというトラブル出てしまう(朝から何回か調子悪かった)。何度もトライしたがSS中に止まって治すこともできず途中から完全にオーバーヒートして後輪ブレーキを失う。もはやレーシングスピードなど無理。

クルマとしちゃ最高に楽しい!

ヘロヘロで1日終了。焼けたリアブレーキはコバライネン選手のチームがスペアパーツを持っていたので融通して頂く。私たちのサービスにコバライネン選手来訪し、少し長めのご挨拶。今まで直接話したことはなかったけれど、すんごくよい人です! 一発でファンになってしまいました。そしてエンジンは最後までご機嫌直らず。燃調濃いのか、リエゾン燃費5km/L。SS燃費2km/ Lと悪い。

日本のラリーは速度低く安全装備万全のため身体へのダメージ全く無し

気分一新し「今日はやったるぞ!」と思ってスタートした日曜日。最初のSSで久々にやらかしてしまいました。半分言い分けながら、スタート直後に何かが足下に転がってきた。途中どかそうとするのだけれど、シートベルトで全く体の自由利かず。やがて移動用のヘッドセットだと判明。これならブレーキペダルに挟まっても潰せる。と判断して走り続ける、やはり注意力が散漫になり、万事窮す。止まりきれず、ツルンと落ちちゃいました。泣<続く>

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