湾岸道トンネルのタクシー事故、どうやったら防止できるだろう?

追記・タクシー協会が「乗客はシートベルトを着装していた」とリリースを出しました。詳細はコチラから。

湾岸道のタクシー事故、動画が出てきた。事故直後から単独であり、なおかつドライバーは大きな外傷無しで亡くなっていたということだから、何らかの疾病だと予想されていた。この手の事故、認知されているだけで年間50件前後発生しているというから驚く。ライドシェアの普及を躊躇っているうち、タクシードライバーの高齢化は一段と進む。さらに頻度が増えることだろう。

どうしたらいいか? すぐ出来ることはシートベルトの着装だ。ドライバーに致命的な外傷は無かったという。クルマの壊れ方や転倒の動きを見ていると、シートベルトさえ着装していれば打撲くらいで済んだと思う。硬いモノにぶつかったワケじゃありませんから。キャビンの変形もしっかり抑えられている。逆にシートベルトをしていないで動画のような事故を起こせば生存は難しい。

写真/NHK

もう一つは乗客が操作できるセーフティシステムの設置だ。普通のクルマなら身を乗り出して対応も出来るけれど、パーティーションのあるタクシー仕様車だといかんともしがたい。だったらリアシートの前にでもドライバーが人事不省に陥った時の非常ボタンを付ければいい。こう書くと「イタズラされる」みたいな意見も出るだろうけれど、そのときはドライバーがキャンセルすればいい。

2秒以上連続して押した場合に作動するようにしておき、その間にドライバーが操作することでスルーするシステムでいいだろう。2秒間はレーンキープサポートで車線を保つ。私も先日高齢タクシードライバーの居眠りに遭遇した。声を掛けて事なきを得たけれど、死亡に至るような疾病だといかんともしがたい。ぜひとも検討すべき安全システムだと思う。その前にシートベルトを。

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5 Responses to “湾岸道トンネルのタクシー事故、どうやったら防止できるだろう?”

  1. KICK より:

    人間が病気で意識を失ってしまう可能性は少ないですが、どうしてもありますので。

    このような事故を減らすためには、タクシー会社が、スバルのアイサイトXのような機能(ドライバーに異常が発生したと判断した場合、走行中の車線中央をキープしながら徐々に減速・停止し、ハザードランプやホーンで周囲に知らせる)を持っている車を導入するか。

    もしくは、はやくライドシェアを導入し、アイサイトXなどがついている安全な車、衝突事故を起こした際に被害が少ない車などをお客が選択して乗るかでしょうか。

  2. beart より:

    そもそも論ですが、この事故のようにジャパンタクシーなら衝突安全性は高いですけど、地方に行けばCrewですら新しく見えるような骨董品が沢山走っています。

    それらは新型NBOXとオフセット衝突したら、ダンボール箱の如く壊れます。ADASとかよりまずはそこからというのが現状です....

  3. はらだ より:

    病気で突然亡くなる事は希でしょうが、低血糖発作や寝ちゃう事の頻度は高いと思います。若い人だって寝ちゃうの高齢者と同じ位じゃないでしょうか、乗客だって寝ますよね、病気じゃないんだもん。
    ハード的にはタクシー会社が常に新しいタイプの安全装置ついたクルマを走らせるしか無いんじゃないでしょうか?
    ライドシェアに対して云々言うより、ウチのクルマは一番安全だ!ってPRしてればお客さんだって安心なの乗るんでしょうし、回転率も上がるだろうし、乗り潰すんじゃ無く使えるウチに売れば実質車両代も大きく無いだろうし、タクシー会社は最新のクルマにする以上の事は出来ないんじゃないでしょうか?メーカーだって人に運転してもらうクルマなんだから、他人を乗せるのが仕事のクルマであるタクシーに、最初に最新式の安全装備入れるべきなんじゃないかと思います。
    でも、考えを切り替えて、運転席にミントのニオイ充満させるとか?頭の所にシートから冷たい風を出す様にするとか?会社にミントタブレット食べ放題で置いて置くとか?いつも冷たい水が飲める様に小さい冷蔵庫つけるとか?、意外とアナログな方法に解決策があるのかもしれないように思うんですが。

  4. かずさん より:

    タクシー会社の事故報告第一報では、亡くなられた乗客の方もシートベルをしていたそうです。

  5. Q太郎 より:

    出光関連会社に勤めている方から聞いたのですが、お亡くなりになった乗客の方は出光関連会社の社長様だったそうです。
    今、社内は騒然としているそうです。
    故人のご冥福をお祈り申し上げます。

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