生産が止まっている日産/三菱自動車の軽自動車、エアバッグに課題出てるか?

12月始めから日産と三菱自動車の軽自動車の生産が止まっている、という情報は流れていたのだけれど、情報量不足で状況解らず。生産が止まっていることのみ確認出来ていた。すると昨日共同通信が「エアバッグ性能に問題か」。だとしたら深刻な状況だ。共同通信の記事を見ると。エアバッグは稼働するものの十分な性能を発揮出来ないパターンもあるという。

考えられるのは2018年6月から追加されたポール側突? フルラップやオフセット衝突については積み重ねてきた実績あるため、設計や生産技術の現場は図面や部品を見れば性能不足をイメージ出来るんじゃなかろうか。側面衝突についても積み重ねてきた技術あります。けれどポール側突は軽自動車だと新しく加わった試験モード。しかもなかなかシビアな条件だ。

もちろんポール側突じゃないかもしれません。いずれにしろエアバッグ関連の問題だとすると、少しばかり時間掛かる。問題点を見つけ改良方法を考え、まずコンピューターで解析。良い対応策が決まったなら部品を作って実車に搭載して衝突試験を行う。問題無ければ量産部品を用意して生産ラインで組み込む。これ、部品単位で対策出来るケースです。それでも3ヶ月以上掛かる。

車体構造まで対策しなければならなくなるとボディの構成プレスまで変えなければならず、さらに時間掛かってしまう。もう一つは、車体構造に問題あっても部品の設計を大幅に変更することで対応する方法。初期設計よりコストの高い部品になったとしても、生産ラインで組み込めるし最悪リコールとなったらディーラーで部品交換出来る。三つ目の対応策になるか?

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