被災した時に重要なのは電気と水。電気についちゃ割と対応しやすいがお風呂でけっこう困る
八丈島の台風被害で改めて実感するのが電気と水である。といっても電気についていえば私のWebを読んでいるような皆さんなら重要性を認識しているだろうから困らないと思う。そもそもトヨタのハイブリッド車であれば基本的に100V/1500Wのコンセントが付く。私のN-VAN e:は100V/1500Wの取り出せるため、部屋の明かりも冷蔵庫も電子レンジも湯沸かし器もTVも余裕で使えた。
ルーフの太陽光パネルも曇天で80W。晴天なら450Wを供給
今回むしろ「こちらの方が問題ですね!」と感じたのが水である。といっても飲み水は備蓄したあるため困らない。加えてたいていの大規模災害だと飲料水の配給などあります。トイレの水は移動手段と容器さえあれば何とかなる。水洗トイレだと「小」は5L。「大」も8Lあれば足りる。八丈島の場合、雨も多かったため、雨樋の下に容器を置くだけでカバー出来た。雨降らなければ川まで行けばいい。
困ったのが風呂である。辛抱できて2日。3日目くらいになると辛くなってくる。八丈島の台風被害は3日目くらいから民間のホテルなどのお風呂を解放してくれたため、助かった人も多いことだろう。ちなみに私は住民でないので迷惑を掛けないよう3日目に帰京しました。被災した時を考えると、やはりお風呂だ。遠からず発生する南海トラフや関東大震災に備えたいと思う気持ちが湧いてきた。
必要なのは浄水器。海水も浄水できたら申し分ない。シャワーに必要な水は60L程度。1日100Lくらい必要。そんな基準で浄水器を探すと、上の製品がよさそう。1時間で20Lを浄化出来たら10時間あれば2人分の200Lになる。飲むことも出来るようだけれど、風呂で使うなら全く問題なし。カートリッジ1つで1000L浄化出来ると言うから5日間分だ。とりあえずポチってみたのでレポートしたい。
お湯は4000円出せば買える電気湯沸かし器で作ればいい。1500Wとクルマからの給電能力ギリギリながら、浄水器で作った水を入れた風呂に投げ込んでおけばOK。もちろんドチラも使い物にならないかもしれないので現時点では推奨しない。ただこの程度の出費で被災時にシャワーを浴びれると思ったら保険だと割り切れる。練馬の自宅で被災したら、水は石神井公園に汲みに行こうと思う。
<おすすめ記事>