趣味のクルマを買って長く乗るなら将来的に修理できなくなるモーター付き車両は絶対パス!

ガソリンと全く同じように使えるカーボンニュートラル燃料が様々なモータースポーツに使われ始めた。先日行われたスーパー耐久レースでもGR86とBRZは『P1』と呼ばれる燃料を使っている(試乗済。近々ベストカーWebでレポートしたい)。WRCのラリー1車両は今シーズンからP1だ。下にP1のサイトをリンクしておきます。すでに様々なニーズに応えられるスペックを用意してます。

P1のバリエーション

現時点での価格は交渉によって決まるようだけれど、遠からずFIA燃料と同じくらいになってくるらしい。第一目標はリッター700~900円というあたりでしょうか。作っている企業の技術力は相当高いようで、どんなスペックでも--例えば日本で売っているハイオクと同等のスペックにして欲しいと言えば、全く同じ特性にしてくれるという。日本の企業より技術力ある。

下の表をクリックしていたくと大きく見えるようなります。左側に描かれている素材は上から「動物の排泄物や繊維などゴミ」。続いて「太陽光や風力など自然エネルギーを使った電力」。そして「二酸化炭素や水から作る水素や酸素など」を合成している。いわゆるゴミ由来のバイオフューエルと、化学合成で作られるeフューエルを混合して調整するというもの。

この手の燃料が安くなってくると、2050年のカーボンニュートラル以後もガソリンエンジンを走らせられる。もちろん今のガソリン価格までコストダウン出来るか不明ながら(欧州はハイオクリッター300円!)、500円くらいになってきたら週末にヒストリックカーを楽しむことだって出来る。ということで長く乗るなら耐久面で問題のあるモーター付きじゃなく純エンジン車に!

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