遠からず大手がニュースで取り上げると思うけれど今年の自動車生産台数は10%以上減ります

様々な事情でクルマの生産が滞っている。理由についちゃ文字通り千差万別! 新興国からの部品が揃わなかったり、半導体が足りなかったり、世界規模での流通問題に直面していたり、中国のコロナだったり、エンジンの不具合だったり、人気無くて売れなかったり(これはオウンゴールですね)。多くのメーカーは状況をリリースせず、だんまりで減産している中、トヨタが数字を出した。

トヨタのリリース

それによれば5月の場合、世界生産台数で10万台減の75万台だという。工場の生産休止状況を見たらほぼ全ての車種に渡る。私がオーダーしているノアを生産しているトヨタ車体の富士松工場は通常より6日間多く生産ラインを休止するそうな。レクサスを生産しているトヨタ自動車九州の宮田工場も6日間の休止。新型コロナ禍でクルマの受注は増えているため、納期伸びる一方。

ノアはさらに納期伸びそう

当然ながら生産台数が少なくなれば収益状況の悪化をもたらす。生産規模は同じだけキープしているため、大局的に見たら「不況で売れない」のと何ら変わりなし。日本の工場についちゃ非常に厳しいことになる。当然ながら輸出比率の多いマツダやスバルといったメーカーは決算に影響出てくることだろう。人の不幸が大好きな大手メディアは大喜びしそう。

海外での生産比率が多いメーカーは、生産台数の減少分を為替でカバー出来る。1ドル=126円なんていうレートは想定していなかった。海外で得た利益を日本に還流させ円換算したら大儲けです。日産やホンダといった海外生産比率の大きいメーカーは生産台数減った分を為替差益で埋められると思う。日産、今年の株主配当復活はカタイかもしれません。

中古車相場は微妙。あまり知られていないが日本から海外に出て行く中古車は2011年で122万台。この数字、クルマとして輸出された台数であり、半分に切ったり分解され部品として輸出される車両を含めたら150万台分を超えると思われる。うち、ロシアは中古車の13%に相当する16万台も買っていた。この台数が4月以降、激減する可能性大。日本の中古車、ダブつくはず。

ところが新車の減産も顕著なっているため、相場を見ると2月までより少し下がったものの堅調。バランス崩れると大きく相場展開が変わるかもしれません。ただ輸入車については生産台数激減のため輸入台数が大きく減るし、為替レートだけでなく本国での値上げも避けられない。新車も中古車も高くなる可能性大。高額商品を買おうと思っているなら今です。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ