電気自動車バスの爆発的な火災が起きている=電気自動車大嫌い君達の美味しいおかづに

日本でBYDが電気バスを拡販しようとしている中、パリで2度ほど大炎上(SNSではないです)事故が発生。動画を見て頂ければ解る通り、花火のような燃え方をしている。燃えたのはリチウム電池じゃ無く屋根上のインバーターだと思う。とはいえ本来ならこれだけ激しくショートして大電流流れたら、ブレーカーを稼働させるようになっていることだろう。

一方、中国で燃えた電気バスは床下に搭載されたリチウム電池そのものかもしれない。電池が熱暴走を始めると、大量に水を掛けて冷やすのみ。それでも鎮火せず熱を出し続ける。いわゆる「消火」は出来ないと言ってもよいほど。そんなことから電気自動車大嫌いだ君達は「BYDの電気バスを日本で売るなんてとんでもない! 燃えたらどうする!」と大反対してます。

電気自動車大嫌いだ君達の発言を見ると、どうやらリチウム電池はみんな危険だと思っているらしい。確かに日本製のリチウム電池も燃えた。B787で燃えたリチウム電池、日本製です。けれど燃えないタイプのリチウム電池もある。下は日本で販売されるBYDの電気バスだけれど、搭載してるのはリン酸鉄リチウム電池だ。三元系リチウム電池と違い、燃えない。

テスラの炎上事件は珍しくないが、上海工場で生産しているリン酸鉄電池搭載モデルは燃えていない。世界で最も売れている通用五菱の宏光MINIの電池はリン酸鉄リチウムだから、あれだけ台数出ているのに炎上事故無し。不思議なことに電気自動車大嫌い君達の辞書に、未だ「リン酸鉄リチウム電池」は載っていないらしい。ちなみに日本の電池メーカーの辞書にも載ってない?

先日ハーレーの電池をリン酸鉄リチウムに交換した。同じ大きさで作られているものの中身スッカスカだと思う。重量3分1以下。充放電サイクル3千回以上あるため、10年は使えそう。それでいて1万8290円なんだから安い。固体電池も有望な電池の1つながら、国際スタンダードではその前にリン酸鉄リチウム電池の大幅な見直しがあると認識されている。達人の皆さんの辞書には載せておいて下さい。

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