「電気自動車はエンジン音がしないので酔いやすい」という都市伝説を考えてみる。原因はeペダルです
「電気自動車は酔い易い」という説が流れているという。理由といえば「エンジン音がしないから」だという。そいつが妥当かどうかコッチに置いておき、私はヘタなドライバーが運転するeペダル車に乗るとキモチ悪くなる。絶えず小さくない加減速Gを受けるからだ。エンジン車であってもアクセルペダル一定で走れない人の運転に乗ると不快である。
このギョウカイに入った頃、深夜の谷田部のテストコースで追い越し加速の計測をさせられた。正確に言えば計測で無く「記録」です。徳大寺師匠の隣に座り、20~40km/h加速。30~50km/h加速。40~60km/h加速、と計測していく。もちろん全開加速。そして40km/hを過ぎたら30km/hくらいまで急減速し、次のデータを取り。用紙に記帳していく。
私はクルマ酔いという点で普通ながら(車内で本を読んでもスマホ見ても酔わない)、暗い時の追い越し加速テストは厳しかった! 1台やるとすでにムカムカし、3台目になったらキラキラが出そうになる。バイトで来ていた自動車部の大学生は2台目くらいで降りるなりキラることが多かった。ウソだったら試してみて欲しい。eペダル車で粗いアクセル操作したらキモチ悪くなる。
エンジン音がしないと加速するタイミングと合わないから酔うなら、アクセル開度の少ない運転や静かなクルマだってエンジン音の変化など解らない。というか前後のGは加速より減速側で大きい。何でも電気自動車を否定する人がいる。ちなみに「電気自動車だから酔う」と思っている人は、加速側をECOの設定とし、eペダルを解除して頂きたい。eペダル、同乗者にとっちゃ不快でしか無いです。
<おすすめ記事>
自分はe-ペダルで運転すると、きまって右足が吊りそうになります。エンジン車では、そのようなことはありません。
きっとクルマの急な加減速を、ペタル操作で一生懸命滑らかにしようとしているのだと、今回の記事を読んで思いました。
2000ccのマツダMPVから初代LEAFに乗り替えた際に飼っていたワンコは、
MPVに乗せた時はかなりの確率で「もんじゃ焼き」みたいの出してましたが、
LEAFになってからは、はしゃいだりガーガー寝たり快適だったみたいです。
eペダルは首都高の渋滞のような完全に止まることのある渋滞時に使ってます。
大きな高速の、渋滞と言ってもダラダラ流れているような渋滞では、
ProPILOTに任せています。
ProPILOTでは前車について行く時や発進時に多少モタつき感があるので、
アクセルペダルを少し踏んで車間が空きすぎないようにしています。
窓全開のLEAFで住宅街を徐行中に、すれ違う自転車の群れから
「EVは音がしないから危険だ、気を付けろ!」
と仲間に叫んでいるのが聞こえましたが、そうでしょうか?
EVはインバータの音がするし(年寄りには辛いかも)、
タイヤの走行音が必ず聞こえます。
それより自転車の方が音もなく歩道を恐ろしい速度で走り、
EVより自転車の方が恐いと個人的には思っています。
こんなところにまで、カルトな人達が蔓延してますね。
ノートオーラ4WDに乗ってますが、アクセルレスポンスが極めて良いので、操作がラフだと同乗者は酔うかもしれませんね。
そういう方は、要するに運転が下手、というかe-ペダルに慣れてないだけなので、自覚して練習あるのみです。
脚が攣りそうになる(←なります?)のも、多分同様の理由でしょうか。
乗り始めて2年9か月、ほとんどエコ&回生強めモード、普段は通勤、月一で人を乗せて新宿経由箱根(偶に芦ノ湖)まで行ってますが、同乗者が酔ったことは、そういえば一度もありません。なので、慣れれば問題ないかと。
釈迦に説法みたいで恐縮ですが。