「170円に抑えるような補助金を出す」それって誰を儲けさせようとしてるんでしょうか?
高市政権は「3月19日出荷分からガソリン価格が170円を超えないよう補助金を出す」と言ってる。まず「それって地域差をどうするんですか?」。170円を超えないは全国平均価格だという。御存知の通りガソリン価格って地域差大きい。もっといえば、スタンドによる差も大きい。価格差出るのは、それぞれスタンドでガソリンの入手経路が違うからだと思う。
鹿児島の国家備蓄基地 写真/JOGMEC
ガソリン価格が一目で解る『gogo.gs』を見ると高いことで有名な長野県は3月16日時点で199円くらいで。これを170円にするには29円の補助金が必要。一方、東京の練馬のスタンドの3月16日といえば188円。170円にしようとしたら18円の補助金ということになる。東京都内だって180~200円くらいまで幅広い。この場合、前者だと10円。後者なら30円だ。
ここまで読んで頭の回転が速い人だと「だったら18日の時点で高いガソリン価格を付けておけば補助金もたくさんもらえるんじゃない?」。その通りで、18日までに値上げしておけば、170円までの差額が補助金になるワケ。そもそも通常の価格で買った石油を高く売っているのに、その上で補助金まで貰えるんだから石油元売りは笑いが止まらずお腹痛くなっちゃいそう!
また、16日から民間と国家備蓄の原油が放出される。放出分を「仕入れ価格」だとすれば、民間分はイラン攻撃前の原油価格だし、長期在庫の国家分はイラン攻撃前の相場より安いと考えていい。これまたガソリン価格の値上げの根拠なし。こういった点を伝えるメディアなし。TV見ていても「19日から補助金が出る。うわごとのように価格に反映するまで1~2週間掛かる」と繰り返すのみ。
そろそろキチンとやりませんか?
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