いい悪い関係なしの景気よいウワサ話です。ケイマンRSは1タイカン。911GT3だと3タイカン?
カーセンサーなど見ると、走行距離きわめて少ないポルシェ・タイカンが1000万円くらいで出ている。オプション含めれば1500万円近いクルマなので、けっこうリーズナブル。なんでこんなクルマが出回っているかと言えば、水平対向エンジンを搭載しているポルシェを買おうとしたら、タイカンも一緒に買わなければならないようなのだ。以下、ウワサ話です。
おそらく史上最強のロードカーです
昨日のこと。取材で718に乗っている人と話をしたのだけれど、ケイマンGT4RSに乗り換えようとしてディーラーに行ったところ「タイカンを買ってくれたら何とかしましょう」と言われたそうな。GT4RSは2024万円スタート。普通、オプションが200~300万円乗っているため2300万円。そいつにフルオプションのタイカン1500万円を加えたら3800万円ということ。
タイカンと2台持ちできるなら何ら問題なし。ただ「電気自動車なんかイラネ」と思う人はタイカン不要。かくして「委託販売」になり、中古車市場へ出てくるという寸法。これ、ポルシェジャパンからしても、心苦しいことだと思う。というのもポルシェ本社、欧州でもアメリカでもタイカンを売るのに苦労している。ポルシェの電気自動車、ニーズ無い。
よって世界中のインポーターに対し、タイカンを押しつけているらしい(ウワサ話です。念為)。インポーターとしても利幅大きくて入荷すれば瞬時に売れる911や718(ボクスターとケイマン)が欲しい。インポーターだってタイカンを仕入れないとエンジン車を売れないワケ。お客さんにしてもセット販売がイヤなら買わなければいいだけ。こらもう「競り」みたいなもの。
興味深いのがタイカンの台数。ケイマンのRSだと前述の通り1タイカン。抜群の人気を持つ911GT3RSになると3タイカンらしい(ひつこいが証拠無いです)。しかもポルシェは限定車をポツポツと出してくる。遠からず4タイカンや5タイカンが出てくるんじゃないかと言われている”よう”だ。ここまで来ると純粋に面白い。それだけ911と718は人気ってことです。
GT-Rとかも「3リーフで」みたいなことになったりして(笑)。
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ファミコンの抱き合わせ販売を思いだした。そのうち公取が動きそうだけど、貧乏人には関係ないから公取も動かないね。
正直、ポルシェがBEVで苦労するとは思ってもいませんでした。ポルシェらしく超弩級に早いEVを作って「さすが」となるのかと思ったら、テスラ3/テスラsとどっこいどっこいになってしまった。
タイカンはポルシェ親会社のVWの息がかかっているので、それがバレちゃうと欲しい人は減ってしまうでしょう。
しかし、ブランドもお客も「ポルシェ」なのだから、いまトヨタやBMWがひそひそ練っているようなパワートレインをポンと出してきて「どうだやってみろ!」と言ってほしかった気はします。
e-fuelでも水素でも走り、ハイブリッド機構はマルチステージ(マニュアル風に変速操作も可能)、もちろんプラグインで、バッテリーは固体電池で…というような感じで、e-tronやテスラが法人向けノートパソコンに見えてしまうようなスペックの車を作るべきだったと思うのですがいかがでしょう。。。