警察、あおり運転をホンキで減らそうとは考えていない? ゴールド免許所持者以外は基本的に犯罪者です

ここにきて車間距離を詰めてくる人の数こそ減ったものの、悪質なあおり運転はなくならない。YouTubeを見ていると高速道路で後続車を止めさせるような輩が相変わらず多い。なぜか? 警察にまったくやる気ないからである。むしろ「あおり行為だけ」を悪者にしているため、ワザと追い越し車線をチンたら走る「あおらせ屋」の増加を招いている。警察の姿勢、間違っていると思う。

警察の根本的なカン違いを挙げるなら「クルマを運転しているのは人間」ということを完全に忘れていることにある。確かに免許を取得するハードルが高い航空機などであれば、操縦者の人格まで含め「良識ある人」に対する啓蒙をすればいいと思う。されど自動車の運転免許は、犯罪歴があっても「運転がヘタだから」と開き直るような人であっても取得できてしまう。

なのに、警察の動きを見ているとあおり運転をする輩に対しても、あおらせる原因を作っているドライバーに対しても、運転免許を持っているのは聖人君子だけのような対応をしている。犯罪者や空気を読めない社会親和性の乏しい人間がハンドルを握っていると考えないのだった。あおり運転に対する警察の対応を見ると、もはや減らそうと言う意欲をまったく感じさせない。<続きを読む>

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One Response to “警察、あおり運転をホンキで減らそうとは考えていない? ゴールド免許所持者以外は基本的に犯罪者です”

  1. 司法村と世間のズレ より:

    煽らせ運転も違法のはず。
    そもそも、煽り運転が社会問題になったのは「煽り運転」ではなく「傷害致死」とか「殺人」と呼ぶべき事件だった。
    車が絡むと何でも「事故」にしたがる司法を政治家やメディアは問題にしてほしい。

    ただ、(多くはスマホで)青でも発進しないとか、渡る気は無いけど横断歩道に立ってるとか、違法の定義に当たらない迷惑行為もある。この辺は法令よりも公共意識とか一般常識で何とかしたい。警察も市民も両方とも、コモンセンスを作り直していかないと。

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