いよいよ寒波来襲! SUV用スタッドレスタイヤvs乗用車用スタッドレスタイヤ

最近急増してるSUVながら、タイヤサイズを見ると案外乗用車的だったりする。クロカンのように大径&70タイヤみたいなタイヤサイズ、乗用車ベースのSUVだとほとんどない。となるとスタッドレスタイヤを選ぶ際、SUVでも乗用車用にするというチョイスが出てくるのだった。果たしてSUVに乗用車のスタッドレスタイヤを履かせたらどうなる? 結論から書くと「積極的に推奨します」。

SUV用と乗用車用、どこが違うかと言えば、基本的にSUV用は重量や使い方を考え、硬く強くなっている。性能的には凍っていない雪道だとデコボコ靴のような効果により同等か、わずかにSUV用優位。一方、アイスバーンに代表される氷になっている雪の性能を比較すると、明らかに乗用車用優位。舗装路はSUV用の方がシャッキリした感じ。耐久性も乗用車より高い。

しかも乗用車用はモデルチェンジサイクル短く、どんどん新製品出てくる。ヨコハマのG075は2016年発売なので新しいけれど、BSのDM-V2は2014年。乗用車用だとヨコハマiG6が2018年。BSのVRX2で2017年といった具合。新しいタイヤは主としてアイスバーン性能を向上させてきており、ツルツルの雪道を走る機会の多い人だと常に新製品を追いかけることをすすめている。

ということで、年間走行距離多く、基本的に舗装路を乗るというならSUV用のスタッドレスタイヤを。年間走行距離短く、スキーなどしっかりした雪国に行くような機会多いような使い方だと、乗用車サイズのあるSUVなら乗用車用のスタッドレスタイヤを履くことをすすめておく。そもそもC-HRやヴェゼルといった小型のSUVなら、車重など考えても明らかに乗用車用にすべきかと。

エクストレイルやフォレスター級であっても乗用車用を基本に考えたらいい。さらに重いSUV(アウトランダーPHEVなどはサイズの割に重い)だとSUV用を基本に考えておけば間違いなし。これからSUV用のスタッドレスタイヤを買うならアイスガードG075がイチオシです。今シーズン発売になったダンロップの乗用車用『ウインターマックス02』は未テストなので機会あったら味見したい。

 

 

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