これ、MIRAIのマイナーチェンジモデルか? 超カッコいいんですけど! 現行オーナー激オコ!
富士のスーパー耐久レースのイベント広場にこんなクルマが展示してありました。遠くから見たら車種全く解らない。とはいえ新型車を発表するなら少なくともメディア関係者に事前情報を流すことだろう。興味津々で近づいてみると、プレートにMIRAIと書かれている。MIRAIの次世代車かと思ってマジ見したら、あらら? ボディは現行MIRAIと全く同じであります。
ワケ解らなくなって説明員に聞くと「このMIRAIの意匠はフロントバンパーを変えただけなんです」。???? こんなにカッコ良くなるの? だったらなんで最初からこのフロントにしなかったんだろう? 現行MIRAIのフロントデザイン、先代プリウスと真正面から勝負できるほど厳しい。私のMIRAI、先代MIRAIのように大幅に変えようかとも思ったほど。
運転中は外観が見えない。そしてクルマとしての評価ときたら文句無し! 自分のMIRAIに辛抱しながら乗っているのだけれど、降りて振り返ると「サメ顔、カッコ悪いなぁ~」と思う。フロントバンパーを交換しただけでこんなにスタイリッシュなクルマに生まれ変わるなら、瞬時も迷わずやりますよ! MIRAIの個人ユーザーの多くが私と同じことを考えるんじゃなかろうか。
隣には燃料電池搭載のクラウンセダンが展示されていた
展示車をさらに紹介しよう。話によれば1)MIRAIと共通プラットフォームを使う新型クラウンが出る。2)フォーマルなセダンとしてのニーズはクラウンに移ろうだろう。3)だったらMIRAIはパーソナルな方向に振りましょう、という意見が社内に出たという。思い切りスポーティな方向にしたいということで作ったワンオフモデルだという。マイナーモデルじゃなかった(泣)。
タイヤは21インチ。若干ローダウン
フロントバンパーの他、フルカーボンのボンネットとリアスポイラー、リアバンパーを変更。軽量化のため水素タンクを1本降ろし、シートを軽量タイプにしている。パワーユニットにも若干手を入れており、乗ると明らかに現行MIRAIよりパワフルだという。売るかどうか聞くと「今回の展示で皆さんの意見を聞いてみようと思ってます。手応えあればすぐ実行します」。
バンパーだけでこんなカッコよくなっちゃいます!
というか「なんで最初からこうしなかったのよ!」と思う。トヨタのデザインをサイモンさんが見るようになってから本当に変わった。本日スーパー耐久レースで佐藤キャプテンやジャイアン中嶋さんに会ったら熱望しておく。かくなる上はオプションパーツ扱いでいから可及的速やかに出してもらい、今付いているバンパーは無傷のためオークションで売る。
<おすすめ記事>
う~ん、こりゃ素直にかっこいいですね。
モデューロエアロはあまり好きじゃないのですが、違った方向性ですね。
個人的にアルピナっぽいアプローチ(外観でしか判断できませんが)なのが好み。
塗装がまたシブイですね。
半光沢塗装全体にサイドでうねるミラーっぽいリボン(ブラッククロームのような色彩?)がシブイ。
大径の細いスポークホイールが何だかアルピナフィンホイールにも見えて来たりして。
若干のローダウンサスペンションもアルピナマジックを彷彿とさせます。
さては相当のアルピナ好きなのでは?
ああFCVじゃなくてFCEVなんですね。
PHEVに表記変更したからこちらもFCEVに統一なのか。
ノーマルミライはジャガーXJSを現代解釈したようなフォルムに思えましたが、リアクォーターの角度から見るとジウジアーロデザインのアリストっぽくも見えます。
これトータルコーディネイトでかっこいいですね。
差し当たってはバンパー交換なんでしょうけれど。
これは主にトヨタマークのついている部分とマークの角度をプリウスふうにしていますね。それだけで、ずいぶん変わる!
アクアもこんなふうにリデザインされたら、プリウスのようにカッコよくなるのかナ。