これなれば世界最速の配達車を目指す!
ハイエースのデビューラリーが終了しました。今回の目標は、全日本ラリーに出場する資格を持っているかどうかの確認であります。やはり日本のラリーで最高格式の競技。最後尾のクルマから圧倒的に遅いようじゃ私は資格を持っていないと考える。ラリーファンだって遅い妙なクルマを持ち込んで参加しているチームがいたら愉快じゃ無いと思う。
一方、ハイエースの実力は全く予想出来ない。もしかしたらてんでダメかもしれません。しかも完成がギリギリになったため、ラリータイヤ履いたテストだって出来なかった。正真正銘のぶっつけ本番! そんなこんなでSS1とSS2はシェイクダウンのつもりで走ったら、やっぱり遅い! 全日本ラリーのJN-6クラスから21秒の差。ただ何となくハイエースが解ってきました。
SS3はJN-6の10秒遅れ。そしてSS9でJN-6の真ん中のタイムを出せました。これくらいで走れたら全日本ラリーに参戦しても許して貰えると思う。加えて今回改良すべき点もたくさん見つかった。そもそもギア比が商用車用のため、全く合わない。山道だと2速はすぐ吹けきり、3速すんごく高いため失速しちゃう。ギアの改良だけで1kmあたり1秒は縮まるだろう。
意外だったのがハンドリング。コケるんじゃないかと思っていたけれど、けっこう普通に走れてしまう! いつも通りの喜多見さんの足回りだからして、乗り心地が素晴らしい! 粗っぽさ皆無! リーフサスなのにバタ付かず。そのまんま街乗りに使ったら、超快適なハイエースです。ハイエース乗りの皆さんにぜひ試して欲しいと思う。ハイエースの良いブブンだけキッチリ味わえる。
喜多見さん、SS9はパワステの不調です
こうなったら世界最速の配達車を目指したい! 世界最速のキャンビグカーとか、世界最速のトランスポーターでもいいですけれど。走っている間に考えたのだけれど、安全活動の一環としてフェデックスとか黒ねことか佐川とかDHLとか日本郵政とかスポンサーになってフルカラーのハイエースを走らせたら面白いと思う。負けられない戦いになっちゃう?(笑)
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