半導体不足本格化。多くの自動車メーカーが減産を強いられることになります

自動車産業は1ヶ月以内にも半導体不足による大幅な減産をしなければならなくなるだろう。半導体の消費量に対し完全なる供給量不足に追い込まれているのだ。対象はエンジンを制御するためのECUに始まり、自動ブレーキの制御や、ナビゲーション、ETC2.0など搭載している全ての電子機器に及ぶ。クルマの部品は、1つ足りなくても完成車にならないのだ。

そもそもなぜ半導体不足になったのか? 実は2年ほど前から供給量としてギリギリの状態にあった。高い性能&信頼性が要求される半導体の生産は、大企業じゃないとコストダウンできないのだ。当然ながら巨額の投資を必要とする。そして需要に波があり、景気が悪いと売れなくなってしまう。半導体の工場を新設しようとすれば、ギャンブルのようなものなのである。<続きを読む>

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ