アウトランダーPHEV問題その3

最初に書いておくけれど、大半のアウトランダーPHEVのユーザーは社会的な常識を持っているので、日産ディーラーでの急速充電など行っていない。私が書くことは100%無視してください。加えてアウトランダーPHEVは私の次の愛車候補の筆頭だったりします。

日産のディーラーでアウトランダーPHEVの急速充電をしている輩は基本的にディーラーが閉まった深夜にコッソリやってくる。この点だけ見ても「悪いことをしている」という認識は持っているんだろう。しかも540円を支払ってまで急速充電する気など無い。だから夜中なのだ。

そもそも急速充電1回分で浮くガソリン代はおおよそ500円。540円払うくらいだったら急速充電などしないだろう。現在日産ディーラーは認証方式に切り替えており(新しい充電器は認証方式)、完了すれば誰も来なくなることは容易に想像出来ること。これが大前提です。

その間をどうするか、だ。一部の常識の無いアウトランダーPHEVユーザーが開き直らなければ、全ディーラー認証方式稼働まで、曖昧なままで問題は終焉したと思う。されど日産本社に取材もしないのにこういった記事が出てしまった今、日産だって看過出来なくなってきた。

毎月1500円を支払っているZEPS会員からすれば「何のために私らお金を払っているのか?」。ということで以下、日産の公式コメントです。

「日産自動車はリーフのお客様の利便性を上げるため、ディーラーに急速充電器を積極的に設置してきました。さらにZESP会員の利便性を高めるべく多くのディーラーにおいて充電器を営業時間外も利用できる状態にしてます。ディーラーでの急速充電器の利用に関しては、ZESP会員は無料。非会員は有料です」

今後、ディーラーの急速充電器に上のような内容を明記した利用時の注意書きを貼るそうな。また、誰も居ない時間帯は無料になると勝手に解釈している輩もいるようだけれど、公式コメントの通りZESP会員のため稼働させているという。深夜でも勝手に使えないということです。

ただ日産ディーラー側も混乱しており「無料で使えます」とアウトランダーPHEVユーザーに言っているケースもあるようだ。これまた順次是正されていくだろう。アウトランダーPHEVが充電している現場に出くわす人は、その時に渡すパンフレットなどディーラーで作って貰うのも手。

また、高速道路など公共の急速充電器については先着順。譲ってくれるアウトランダーPHEV乗りも少ないないが、その人達は500円分を諦めているエラいヒト達です。電気自動車乗り達は缶コーヒーを差し入れするくらいのやさしさを持って頂ければ、と思う。

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