アコード人気赤丸
ホンダはまたしてもアメリカで素晴らしい「勲章」を獲得した。アコードPHVがCARBの『SULEV20』という2014年から発効させる新しいカテゴリーの低公害車基準をクリアしたのである。この基準、すでに大気レベルと言われているSULEVの、さらに3分の2の大気汚染物質しか排出しちゃダメだという内容。
具体的に書くと、現在普通の排気ガス基準である『LEV』は1,6km走る毎にNMOG(微粒子)とNoxを0,16g排出する。プリウスに代表される超クリーンエンジン車SULEVは0,03g。SULEV20になると、0,02gまでに抑えなくちゃならない。こらもう都市部の大気どころか、住宅地域レベルの大気だ。
CARBはSULEVB20の車両が増えれば大気汚染を大幅に緩和できると考えている。そらそうだ。高性能空気清浄機を多数稼働させるようなモノですから。しかもアコードPHVは二酸化炭素の排出量だって極めて少ない。オバマ政権のアメリカ政府やCARBにとってお手本のような存在といってよかろう。
ちなみにアコードPHVはハイブリッドモードでの燃費も街中47mpg。高速46mpgと素晴らしい。燃費の良さで売れ行き好調のカムリHVが街中43mpgの高速39mpgだから、PHVより軽いだろうアコードHVはカムリHVを圧倒する燃費になることだろう。ついにトヨタ式ハイブリッドも追いつかれ、抜かされる?
新型アコードは日本で評判イマイチのデザインながら、現地じゃ高く評価されている。ぐにゃぐにゃした面構成の多いアメリカ車だと目立つのだという。すでにコンシュマーレポートで激賞され、続いてIIHSのスモールオフセットの高い評価を受け、さらにCARBの勲章まで貰ってしまった。売れない理由無し!
ついにアコードはカムリを抜くか? そうそう。IIHSのスモールオフセット衝突で各社相当のダメージを受けているようだ。一斉に対策を講じる模様。新型アテンザも超特急でスモールオフセット対応を行い。間に合わせた。日記でも書いた通り14kgの重量増程度で済むという。日本仕様を含め早く対応すべきだと思う。
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なんか政権交代のタイミングで良い事、嬉しい事が
連チャンし始めましたな(^-^)/!
こりぁ現代の神風か? いやいや生来生真面目な
日本メーカーの不断の努力が結実し始めたと
いう事でしょう。
これで為替が95円前後をうろちょろ固定したら最高なんですがね。
日本復活‼‼ ホンダ復活‼‼ スバルもっと値引して、お願いm(_ _)m‼‼
それでは国沢さん、皆様方、良い年をお迎えください。
アコードの件といい、次期フィットハイブリッドのいい、凄い勢いで技術で攻めてますね。今後が楽しみです。
多分、抜いちゃうんじゃないでしょうか?
二代目プリウスが現役の時でしたか三代目がデビューした時でしたか忘れましたが、何かの雑誌で「プリウスが登場して10年経つが、未だにまともなハイブリッド車の対抗馬が現れない。これはトヨタを褒めるべきか、それとも他社が不甲斐ないというべきか」みたいな記事を読んだのを思い出してしまいました。
「ハイブリッド専用空力最優先ボディ」ではない普通のセダンボディでの勝負ではありますが、このまま行けば間違いなくアメリカ市場ではアコードがカムリに勝っちゃうでしょうね。基本性能+ご当地基準の排ガス性能で上回っている上にデザインも好評、しかもアコードには伝統にして必殺の「クーペ」までありますから、「車名別ランキング」なら軽くカムリを超えちゃうと思います。やっぱりホンダ! さすがはホンダ! 地道な研究開発を寡黙にコツコツやってましたね! こういう「黙って結果を出す」というのは大好きです! とはいえカムリも好きなので、売り上げワンツーフィニッシュを飾って欲しいです!
PS:日本ではデザインが不評の様ですが、新型アコードクーペはカッコイイですよ! …といってもアメリカンなデザインなので激しく評価が分かれると思いますが、私は激しく好きですね! テールランプのデザインとテール部分の造形の雰囲気がなんとなく「ポルシェ意識しました?」感はありますが(笑)、なんといっても今時希少なフルサイズクーペ! チマチマしてない堂々とした伸びやかな贅沢感溢れる、時代に逆行した素晴らしいクルマだと思います!(笑い)。
普段は「日本で左ハンドル仕様車に乗る」事に冷たい私ですが、このクルマなら並行輸入して乗ってみたいです! 勿論トップグレードの276psのV6-3.5L i-VTEC! しかも日本仕様の新型アコードには絶対ないようなメタリックブルーとかミラノレッドとか、はたまたイエロー&黒ホイールに全塗装なんかもいいかも知れませんね!