アフィーラ1に搭載されるオーディオは、かつてない音響体験が出来るそうな。これだけ楽しみ!

クルマとしてのアフィーラ1に期待するものは、ほとんどない。ホンダとソニーが組んだとて、既存の電気自動車を超えられるとは思えないからだ。唯一「どうなんでしょ?」と興味深いのが「モビリティにかつてない音響体験を。妥協なきオーディオシステム」とプレスリリースで自慢するソニー開発のオーディオである。ぜひとも聞いてみたい。

リリースには「これまでにないモビリティ音響体験を実現するオーディオシステム<AFEELA Immersive Audio>が搭載されます。このシステム開発プロジェクトは、従来の自動車開発の常識を覆す、一つの「問い」から始まりました。ソニーの音響技術をふんだんに使用し、最初から『最高のリスニングルーム』としてクルマを設計したらどうなるか?」。

システム28個のスピーカーから構成されている。ちなみに私が知る限り純正オーディオで最も「いいね!」と思ったのはエスカレードのAKGで、アンプ3つの28チャンネル 36スピーカーという途方も無い凝り方! 鳴らしてみたらパワフルで繊細で音場も良くて「後付けでここまでやったら200万円じゃ済まね~な!」というレベル。

自らハードルをあげるプレスリリース

ソニーがエスカレード以上のオーディオを作れたらスンゴイことだと思う。そもそも良い音を鳴らすには音楽ソースが重要。ヘナヘナの音源じゃヘナヘナを倍増させるだけですから。かといって川の音とか鳥の声なんか聞かされたって「そんな疲れてね~よ!」。TOPGUNのイントロなどコンサートボリュームで聞いて腰が抜けたら最高です。

ただソニーのオーディオってそんな凄かったか? 高いスピーカーなんか作ってないしアンプだって無い。そもそも誰が”音の味”を作るかだ。極限までチューニングすると、座る場所で聞こえ方が違ってきちゃう。シンセサイザーで作った音には「原音」など無いから、どんな音にするかは感性によって決まる。もうワクワクしてます!

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